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こんにちは、『ラクして暮らす』運営者のやすです。
このブログでは、各社の公式サイトから料金を実費ベースで計算して比較しています。
「契約しない方がいい」という結論も、遠慮なくそのまま書きます。
今日、スーパーに行きたくない…。雨だし、荷物は重いし、帰ったら19時だし。でも冷蔵庫、空っぽなんだよね
その「行きたくない」、国の統計で見たら普通だったよ。行かずに夕飯が成立する仕組みも公式ページで全部調べたから、読んでみてね!
先に結論を書きます。
その日に買い物をした人は、3人に1人です(総務省・2021年)。
平日に限ると、した人の割合はもっと下がります。
その日に買い物をしていない人の方が多い、というのが統計の姿です。
そのうえで、行かずに夕飯が成立する仕組み(ネットスーパー・生協・ミールキット・冷凍宅配弁当)を、各社の公式ページで全部調べました。
比べたのは料金ではなく、「締切→到着」(何日で届くか)「頼まない週にもお金がかかるか」「受け取り方」(置き配・留め置き・手渡し)「不在時にお金がかかる型」の4つです。
行きたくない日の正体(雨・暑さ・重い荷物・混雑・献立)と、行く回数を減らす国の型も、公的な資料で確かめています。
使ったのは、総務省・気象庁・環境省・農林水産省・消費者庁・内閣府などの公表資料と、各社の公式ページ、民間調査(発信元と条件は本文に書きます)です。
公式ページは2026年9月24日に確認し、統計はそれぞれの調査時期を本文に書いています。
産後で買い物に行けない方は、産後向けに書いた『産後の買い物、どうしてる?』を先に読んでください。
- その日に買い物をした人の割合と、働く一人暮らしの平日の値(総務省の統計)
- 雨・暑さ・重い荷物・混雑・献立の5つを公的な資料で確かめた結果
- ネットスーパー・生協・ミールキット・冷凍宅配弁当の「締切→到着」「頼まない週にもお金がかかるか」「受け取り方」「不在時にお金がかかる型」の4軸
- 買い物に行く回数を減らす国の型(最低3日分、できれば1週間分/少し多めに買って食べたら足す)と、別枠の小分け冷凍
- 公的なデータが「無い」もの(面倒と感じる人の割合・混む時間帯・1回の買い物時間・冷凍の日持ち日数など)
それでは、くわしく見ていきましょう。
目次
- 1.買い物に行きたくないのは普通なの?
- 1.1.その日に買い物をした人の割合
- 1.2.平日と土日の違い
- 1.3.働く一人暮らしの買い物頻度
- 1.4.昔から同じ問いがある
- 2.買い物に行きたくない理由の正体
- 2.1.雨の日は年に何日?
- 2.2.暑さと外出の公式の線引き
- 2.3.荷物の重さ
- 2.4.混む時間帯と帰宅時刻
- 2.5.献立が決まらない
- 3.行かずに夕飯を成立させるには?
- 3.1.ネットスーパーは当日に届く?
- 3.2.生協は締切から何日で届く?
- 3.3.ミールキットは献立ごと届く
- 3.4.冷凍宅配弁当は置き配できない
- 3.5.頼まない週にもお金はかかる?
- 3.6.不在のときの落とし穴
- 4.買い物に行く回数を減らすには?
- 4.1.国が示す買い置きの目安
- 4.2.少し多めに買って食べたら足す
- 4.3.小分けにして冷凍する
- 4.4.まとめ買いと食べきり
- 5.まとめ
- 5.1.一人暮らしで平日に行けない方へ
- 5.2.共働きで夕方が回らない方へ
- 5.3.今日だけ行きたくない方へ
- 5.4.産後の方へ
買い物に行きたくないのは普通なの?
「買い物が面倒だと感じる人は◯%」という国の統計は、ありません。
代わりに、その日に買い物をした人の割合と、買い物の頻度を聞いた民間調査で「普通」を確かめます。
その日に買い物をした人の割合
総務省の令和3年社会生活基本調査(2021年10月・約18万人が連続2日記入)で、その日に買い物をした人は、週全体で32.2%でした。
3人に1人です。
買い物をしなかった人を含む全員の平均時間は1日26分、した人だけの平均は1日78分です。
*総務省統計局「令和3年社会生活基本調査結果」調査票A 第1-1表(10歳以上・週全体)から抜粋(2026年9月24日確認)。次の調査は2026年10月に行われ、結果は2027年以降です
この「買い物」は、衣類や日用品、ネット注文も含む買い物全般で、店までの往復は「移動」として別に数えられています。
2016年の調査でも週全体の平均は26分で、5年で動いていません。
*総務省統計局「令和3年社会生活基本調査 結果の要約」表1(10歳以上)から抜粋(2026年9月24日確認)
ただし、1回の買い物にかかる時間や、店に行った回数を測った国の統計はありません。
78分は「その日に買い物をした人の1日の合計」で、1回あたりの時間ではありません。
買い物の頻度そのものを聞いた調査を、一人暮らしに限らず2本並べておきます。
全国スーパーマーケット協会の消費者調査2025では、食事や食品の買い物は「週に2〜3日」37.2%が最多で、「週に1日程度」29.2%、「ほぼ毎日」10.5%でした(2025年11月・食事や食品の購入者1,962人)。
クロス・マーケティングの2026年7月の調査では、食料品や日用品の買い物は「2〜3日に1回くらい」37.9%が最多で、「週に1回くらい」33.4%、「ほぼ毎日」11.3%です(18〜79歳3,000人・単一回答)。
*全国スーパーマーケット協会『2026年版 スーパーマーケット白書』図表4-5/クロス・マーケティング「買い物・ショッピングに関する実態・意識調査(2026年)」Q13から抜粋(2026年9月24日確認)。選択肢の刻みが違うので、同じ表には並べていません
共通して言えるのは、週2〜3日前後が最多で、週1回程度がそれに続き、ほぼ毎日は1割強、というところまでです。
平日と土日の違い
曜日で分けると、平日は28.8%、土曜40.5%・日曜40.8%です。
曜日 | その日に買い物をした人の割合 | 1日の買い物時間(全員の平均) |
|---|---|---|
平日 | 28.8% | 20分 |
土曜 | 40.5% | 38分 |
日曜 | 40.8% | 41分 |
週全体 | 32.2% | 26分 |
*総務省統計局「令和3年社会生活基本調査結果」調査票A 第1-1表/同 第1-2表(平日)/同 第1-3表(土曜)/同 第1-4表(日曜)(10歳以上)から抜粋(2026年9月24日確認)
平日は、土日より低くなっています。
働いている人だけを見ると、買い物の時間は週全体で1日24分、平日は16分です。
主に仕事をしている人に絞ると、週全体21分・平日12分でした。
「主に仕事」は、「家事などのかたわらに仕事」「通学のかたわらに仕事」と分けた総務省の区分です。
*同 第2-1表(週全体)/同 第2-2表(平日)(15歳以上・就業状態別)から抜粋(2026年9月24日確認)。この表は時間だけで、した人の割合の列はありません。上の表の10歳以上とは年齢の範囲が違います
働く人に限っても、平日の買い物は週全体より短くなっています(土日は別表で、この記事では使っていません)。
平日に買い物してない人の方が多いんだ。じゃあ「行きたくない」って思うのも普通か
数字の上ではそう。働く一人暮らしの20代だと、もっとはっきりするよ
働く一人暮らしの買い物頻度
「一人暮らしは週に何回買い物に行くか」を、国は調べていません。
使えるのは、同じ社会生活基本調査の「一人暮らしで働いている人」の集計と、業界団体の調査です。
一人暮らしで働いている人(単身世帯の世帯主・有業者)で、平日に買い物をした人は32.3%、土曜は46.4%、日曜は42.8%でした。
週全体では36.1%で、買い物の時間は全員の平均で1日23分、した人だけで63分です。
働く一人暮らしの20代で、平日に買い物をした人は4〜5人に1人です。
数字では22.9%(土曜35.5%・日曜34.8%)で、30代は平日27.2%でした。
*総務省統計局「令和3年社会生活基本調査結果」調査票A 第53-1表(総平均時間=全員の平均)/同 第53-2表(行動者平均時間=した人だけの平均)/同 第53-3表(行動者率=した人の割合)(単身世帯の世帯主・有業者・15歳以上・男女計。曜日は各表の中の行)から抜粋(2026年9月24日確認)。20代の標本は週全体2,523人日・平日860人日です。『一人暮らしで自炊をやめても大丈夫?』で使った調査票B 第23-1表とは、調査票が別なので値が違います
業界団体の調査(2025年11月)では、一人暮らしの20〜39歳で最も多い答えは「週に1日程度」の36.6%でした(週2〜3日26.9%・ほぼ毎日14.9%)。
ただし、この区分の回答者は134人と少なく、目安にとどまります。
*全国スーパーマーケット協会『2026年版 スーパーマーケット白書』図表4-6(消費者調査2025・インテージリサーチ実施・2025年11月・食事や食品の購入者ベース)から抜粋(2026年9月24日確認)
この2つを組み合わせると、「働く一人暮らしの20〜30代は、平日はあまり行かず、週1〜2回にまとめる人が多い」と読めます。
これは当ブログの言い方で、国の統計は「した人の割合」を示しているだけで、回数を数えたものではありません。
昔から同じ問いがある
「買い物に行きたくない」「めんどくさい」という問いは、新しいものではありません。
Yahoo!知恵袋には2007年5月に「買い物に行くと疲れます」「昔から買い物は苦手です」という質問が残っています。
発言小町でも同じ2007年に、食料の買い物を毎日にするか買い溜めにするかの相談が立っています。
2019年6月の発言小町には、「食材の調達はもう、義務ですから」という言葉が出てきます。
*Yahoo!知恵袋(2007年5月27日の質問)・発言小町「食料の買い物は買い溜め?毎日?」(2007年6月4日)・発言小町「スーパーでの買い物が面倒に感じてしまう。」(2019年6月26日)から抜粋(2026年9月24日確認)。投稿の閲覧数や反応数は割合ではないので、数字にはしていません
ここで引いた書き込みのトピックには、買い物の頻度や、店内を歩くことへの負担が出てきます。
少なくとも2007年から、同じ問いが立ち続けている、というところまでが当事者の書き込みから言えることです。
統計では、その日に買い物をしなかった人の方が多く、平日はした人がさらに少なくなっていました。
数字の上でも、当事者の声でも、買い物に行きたくない日があるのは普通、というのがこの章の答えです。
次の章で、その理由を1つずつ公的な資料で確かめます。
買い物に行きたくない理由の正体

行きたくない日の引き金を、雨・暑さ・重い荷物・混雑と帰宅時刻・献立の5つに分けます。
先に書いておくと、「買い物が面倒な理由」を聞いた国の統計はありません。
ここでは、天気は気象庁の平年値(30年間の平均)と年ごとの確定値、帰宅時刻と買い物の時間帯は総務省の統計、暑さの線引きは環境省と学会の文書、割合は民間調査を、発信元と条件つきで使います。
雨の日は年に何日?
東京では、1mm以上の雨が降る日が年に102.5日あります。
3〜4日に1日は雨の日です。
*気象庁「過去の気象データ検索 東京 平年値(1991〜2020年)」から抜粋(2026年9月24日確認)。「日降水量1.0mm以上の日数」で、0.0mm以上まで数えると194.5日になります
雨の日数はその年の少雨・多雨で上下するので、ここでは30年平均の平年値で書いています。
雨の日に買い物を避ける人の割合を、国は調べていません。
チラシアプリ「トクバイ」の利用者1,342人に聞いた2024年5月の調査では、雨の日は「行かない」4.4%と「出来るだけ行かないようにしている」53.9%を合わせて58.3%、6割弱でした。
*くふうカンパニー「【トクバイ調査】雨の日の買い物」プレスリリース(PR TIMES・2024年5月29日・見出しは省略)から抜粋(2026年9月24日確認)。販促目的の自社調査で、アプリ利用者に限った値です
暑さと外出の公式の線引き
東京の猛暑日(日最高気温35℃以上)は、平年値で年4.8日です。
ところが、2022年は16日、2023年は22日、2024年は20日、2025年は29日と、4年連続で16日以上でした。
*気象庁「過去の気象データ検索 東京 平年値(1991〜2020年)」/気象庁「過去の気象データ検索 東京 年ごとの値」から抜粋(2026年9月24日確認)。2025年の29日は年間の値です
2026年の値は年末まで動くので、この記事には書いていません。
全国で見ると、都市化の影響が小さい13地点の平均で、猛暑日は1910〜2025年の間に100年あたり2.9日増えています。
*気象庁「大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化」から抜粋(2026年9月24日確認)。統計期間は毎年春に1年分延びるので、値は少しずつ動きます
ただし、東京の年ごとの値には都市化や観測地点の移転の影響が含まれるので、この記事では「年々暑くなっている」とは書きません。
使うのは平年値と2025年までの確定値です。
では、暑い日に「買い物に行くな」と国は言っているのでしょうか。
調べた範囲では、言っていません。
環境省の熱中症予防情報サイトは、日本生気象学会の指針(Ver.4・2022年5月)を掲載しています。
その一般向けで一番強い文言は、暑さ指数(WBGT)31以上の「外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する」です。
国や学会の公式文言にあるのは「外出はなるべく避け」まで。
「買い物に行くな」とは書いていません。
*日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針 Ver.4」(2022年5月)/環境省 熱中症予防情報サイト「暑さ指数(WBGT)について」から抜粋(2026年9月24日確認)
暑さ指数は気温(℃)ではなく、気温・湿度・日射を合わせた指数です。
環境省と気象庁が出す「熱中症警戒アラート」も、暑さ指数33以上が予測されるときの発表基準で、外出の禁止ではありません。
その熱中症警戒アラートは、2025年に全国で1,749回、東京都で40回発表されました(2021年は全国613回)。
*環境省 熱中症予防情報サイト「令和7年度 熱中症警戒アラート発表回数」/同「令和3年度 熱中症警戒アラート発表回数」から抜粋(2026年9月24日確認)。2025年は全国の合計1,749回・東京40回、2021年は合計613回・東京7回です。発表回数は「発表単位(府県予報区など)×日」で数えたもので、発表履歴の一覧ページはその年の途中経過を表示します。制度名と基準は環境省 報道発表資料「令和8年度熱中症特別警戒アラート及び熱中症警戒アラートの運用を開始します」によります
猛暑で買い物の仕方を変えた人の割合は、業界団体の調査に1本あります。
全国スーパーマーケット協会の消費者調査2025(2025年11月・20〜79歳2,068人・5段階の「よく行った+やや行った」)で、「涼しい時間に買物に行く」は32.2%、「買物に行く回数を減らす/行くのを止める」は30.9%でした。
*全国スーパーマーケット協会『2026年版 スーパーマーケット白書』図表1-9(消費者調査2025・インテージリサーチ実施)から抜粋(2026年9月24日確認)。前年の調査とは回答形式が違うので、増えた・減ったは書けません
荷物の重さ
重い荷物は当事者の書き込みにも出てくる理由ですが、「重い荷物を持つこと」そのものへの国の注意喚起はありません。
消費者庁が2016年12月に出した注意喚起にあるのは、店舗や商業施設での事故845件のうち602件(71%)が転倒だった、というところまでです。
*消費者庁「店舗・商業施設で買い物中の転倒事故に注意しましょう」(2016年12月7日)から抜粋(2026年9月24日確認)。71%は845件と602件からの当ブログ計算で、原文の表記は「7割以上」です。件数は2009年9月から2016年10月末までに事故情報データバンクへ登録された分で、事実関係や因果関係が確認されていない事例を含みます
重さの目安は、算数で出せます。
2Lのペットボトル6本入りの箱は、中身の水だけで約12kgです(水1L≒1kg・容器と段ボールは除く)。
米5kgや1週間分の食材の重さに、公的な標準はありません。
主な移動手段が徒歩の人は、32.9%います。
クロス・マーケティングの2026年7月の調査で、普段の買い物の主な移動手段は自家用車47.0%・徒歩32.9%でした(自分で買い物をする2,693人・単一回答)。
*クロス・マーケティング「買い物・ショッピングに関する実態・意識調査(2026年)」から抜粋(2026年9月24日確認)
ネットスーパーを使う理由の1位も、重さです。
マイボイスコムの2024年10月の調査(自社モニター9,117人・年代別の度数から50代以上が75%=当ブログ計算)で、利用経験者が挙げた理由の1位は「重いもの・かさばるものを届けてくれるため」47.3%でした(複数回答)。
*マイボイスコム「ネットスーパーに関するアンケート調査(第11回)」から抜粋(2026年9月24日確認)
混む時間帯と帰宅時刻
店がどの時間帯に混むかを測った統計は、公的にも業界にも見つかりませんでした。
全国スーパーマーケット協会がまとめている客数は1日の平均で、時間帯ごとの内訳はありません。
*全国スーパーマーケット協会『2026年版 スーパーマーケット白書』資料6「スーパーマーケット業界の平均値」から抜粋(2026年9月24日確認)。1日平均客数(2025年)は平日1,753.8人・土日祝2,017.8人で、時間帯別の内訳はありません
分かるのは、2つの別の事実です。
1つ目は、働く人の帰宅時刻です。
総務省の令和3年社会生活基本調査(2021年10月)で、働く人が平日に仕事から帰宅した時刻は、全国平均で18時34分でした。
19時以降に帰宅した人は41.6%と、4割を超えます。
東京都では平均19時15分、19時以降が57.8%です(標本741)。
*総務省統計局「令和3年社会生活基本調査結果」調査票A 平均時刻編 第34-1表(15歳以上・有業者・平日)から抜粋(2026年9月24日確認)。平均時刻18時34分・19時15分は原表の値で、19時以降の41.6%・57.8%は原表の15分ごとの構成比を当ブログが合計した値です。割合の分母はその日に仕事から帰宅した人で、日付をまたいで翌朝4時以降に帰った人(全国1.6%・東京都1.3%)を含み、「不詳」は合計から外しています
2つ目は、人口全体の買い物の時間帯です。
同じ調査で、平日に買い物をしている人の割合が最も高いのは午前11時台(11時〜11時15分で4.88%)で、18時〜18時15分は2.48%、19時〜19時15分は1.30%まで下がります。
*総務省統計局「令和3年社会生活基本調査結果」調査票A 第17-1表(15歳以上・男女総数・15分ごと・平日)から抜粋(2026年9月24日確認)。「買い物」は衣類や日用品、ネット注文を含みます
ただし、この表の分母は働いていない人や高齢の人を含む15歳以上の全員なので、日中の値が大きく出ます。
「働く人の帰宅が夕方以降に集中する」ことと、夕方の店の混み具合は別の量で、後者を測った統計は見つかりませんでした。
2024年1月のYahoo!知恵袋には、「レジの列に並ぶのもだるい」という言葉があります。
*Yahoo!知恵袋(2024年1月の質問)から抜粋(2026年9月24日確認)
この記事で言えるのは、「働く人の多くは、人口全体の買い物が減っている時間帯に帰ってくる」までです。
献立が決まらない
「献立を考えるのが面倒」な人の割合を、国は調べていません(内閣府の調査は「誰が担うか」の分担だけです)。
民間では、手料理サブスク「ツクリオ」を運営するAntwayが2026年3月に20〜60代2,000人に聞いた調査で、自炊で負担に感じる工程は「献立作成」38.4%が最多でした(複数回答・宅食を売る側の調査)。
*Antway「手料理サブスク『ツクリオ』調べ 家事の実態調査」プレスリリース(PR TIMES・RBB TODAY転載・2026年5月15日)から抜粋(2026年9月24日確認)
一人暮らしの自炊を7つの工程に分けた記事でも、減らしたい工程の1位は献立でした。
一人暮らしで自炊をやめても大丈夫?国の文書と全国調査で調べた続かない理由
2019年の発言小町には、店内を歩いて商品を探すこと自体がつらい、という書き込みがあります。
*発言小町「スーパーでの買い物が面倒に感じてしまう。」(2019年6月26日)から抜粋(2026年9月24日確認)
この5つのうち、雨と暑さと帰宅時刻は、自分では動かせません。
だから次の章では、「行かない日」を成立させる仕組みを見ます。
行かずに夕飯を成立させるには?

この記事で比べる手段は、ネットスーパー・生協・ミールキット・冷凍宅配弁当の4つです。
先に、「ネットで買う人」がどれくらいいるかを、定義の違う3つの数字で押さえます。
「食品、飲料、酒類」の売上のうちネット経由は、金額ベースの推計で2024年に4.52%でした。
残りの約95%は、店頭のほか電話・FAX・カタログなど、ネット以外の方法で買われている計算です(金額ベース・推計)。
*経済産業省「令和6年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」(2025年8月公表・図表4-17)から抜粋(2026年9月24日確認)。EC化率は「電話、FAX、Eメール、相対(対面)等も含めた全ての商取引金額(商取引市場規模)に対するEC市場規模の割合」と定義されています(同 p.16)
月に1回でもネットで何かを注文した世帯は、2025年平均で一人暮らしの世帯43.5%、二人以上の世帯56.9%です。
*総務省統計局「家計消費状況調査 2025年平均 第1-1表」から抜粋(2026年9月24日確認)。一人暮らし43.5%は原表の1万分比4,346、二人以上56.9%は同5,687を%に直した当ブログ計算です。一人暮らしの世帯は世帯主60歳以上が52.6%を占めるため(同 第1-2表の世帯数分布 1万分比5,260)、若い一人暮らしの利用率とは別の数字です
ネットスーパーを今使っている人は、聞き方で11.4%から38.5%まで開きます。
低い方はマイボイスコム(2024年10月・自社モニター9,117人・年代別の度数から50代以上が75%=当ブログ計算)の現在利用で、「定期的に利用している」3.4%と「不定期だが利用している」8.0%を当ブログが足した値です。
高い方は全国スーパーマーケット協会の消費者調査2025(2,068人・月1日以下の利用を含む)です。
どちらの調査でも、6割以上は使っていません。
*マイボイスコム「ネットスーパーに関するアンケート調査(第11回)」/全国スーパーマーケット協会『2026年版 スーパーマーケット白書』図表4-32から抜粋(2026年9月24日確認)
この3つは分母も単位も違うので、1つの結論にはまとめません。
ここからは、各社の公式ページ(2026年9月24日確認)を、料金ではなく「仕組み」の4軸で比べます。
料金・送料・1食の値段は、それぞれ別の記事に式ごと書いてあります。
この記事では、料金・送料・1食の値段の額は書きません(置き配や不在時の手数料と、最低注文金額だけは仕組みの一部として書きます)。
軸 | ネットスーパー | 生協 | ミールキット | 冷凍宅配弁当 |
|---|---|---|---|---|
締切→到着 | 最短70分〜当日(社・店舗で違う) | 締切から5〜6日後(翌週の決まった曜日) | Oisix:締切日の午前10時に確定→指定曜日/ヨシケイ:前週水曜17時(地域会社のFAQ)→翌週に毎日配達 | 初回はワタミが最短3〜5日後、nosh・三ツ星は公式に記載なし |
頼まない週にもお金がかかるか | かからない | かかる(3社とも) | Oisix:かからない/ヨシケイ:記載なし | かからない(定期のスキップ締切あり) |
受け取り方 | 置き配(有料)・置き配が初期設定・非対面など社ごとに別 | 留め置きが標準 | Oisix:主にヤマト運輸。宅配ボックス・留置き不可(公式FAQ)/ヨシケイ:鍵付きBOX(無料と書いているのは地域会社) | クール便で置き配不可(宅配ボックスは三ツ星のみ冷凍対応BOXに限り可) |
不在時にお金がかかる型 | キャンセル・再配送の手数料(西友・楽天マート)/Amazonは対面受け取りで不在だとキャンセル | 留め置きで回避 | Oisix:不在票→再配達の依頼/ヨシケイ:BOXで回避 | 保管3日超で返送・代金は発生(nosh・ワタミの公式FAQ) |
各社の公式ページ(2026年9月24日確認)から当ブログが整理しました。
表の中身を、この先の節で公式の原文とともに確かめます。
ネットスーパーは当日に届く?
6社とも、公式ページに当日の配達があります。
ただし言い方は社ごとに違い、「最短当日」と書く社と、「最短○時間・○分」で示す社があります。
ライフネットスーパーは「最短3時間」で、専属のドライバーが1日4回配達します。
イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO(以下、IY by ONIGO)を運営するONIGOは、通常配送で最短70分、即配オプションで最短40分と案内しています。
IY by ONIGOの配達時間は、年末年始を除き午前10時から午後9時までです。
Amazonフレッシュは「最短約2時間」です。
*西友ネットスーパー「はじめての方へ」/楽天マート「はじめての方へ」/イオンネットスーパー「ご利用ガイド:ご利用方法」/ライフネットスーパー「ライフネットスーパーとは?」/イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO 公式ページ/ONIGO「ホーム」/Amazonフレッシュ「よくあるご質問」から抜粋(2026年9月24日確認)
ただし、どれも「締切前に注文し、配送枠が空いていて、担当店舗が対応している」ことが前提で、必ず当日に届くわけではありません。
イオンは当日から翌々日までの注文ができ、配送日が切り替わる時刻は「店舗によって13:00、15:00など」と違います。
西友と楽天マートは、購入日を含む4日間から日時を選びます。
便ごとの締切時刻を全国一律で示した公式値は、どの社にもありません。
エリアも動きます。
楽天マートは2026年9月24日時点で東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県だけ、Amazonフレッシュは東京23区のうち21区と6市、神奈川・千葉・埼玉の一部です。
*楽天マート「配送エリア」/Amazonフレッシュ「よくあるご質問」から抜粋(2026年9月24日確認)
最低注文金額は、ライフが税抜2,000円、Amazonフレッシュが税込4,000円、IY by ONIGOは「最低金額はございません」(ただし少額だと手数料がかかる)です。
イオン・西友・楽天マートの最低注文金額は、取得した公式ページには書かれていませんでした。
送料の額は、イオン・西友・ライフ・Amazonフレッシュについて『産後のネットスーパーはどこがいい?』にまとめています。
IY by ONIGOは送料と手数料の2体系があるので、額は書いていません。
リンク先の公式ページの確認日は2026年8月で、楽天マートは入っていません。
生協は締切から何日で届く?
生協の宅配(週1回コース)は、同じ曜日に届きます。
締切は3社で違い、届くのは締切の5〜6日後です。
- コープデリ(東京・埼玉・千葉など):翌週分のWEB注文は「配達日の翌々日午前2時まで」→ 次の配達日まで5日
- パルシステム(東京):ネット・アプリなら「配達翌日の13時まで」→ 6日
- おうちCO-OP:「配達日の翌々日午前10時」→ 5日
*コープデリ「ご利用の流れ」/パルシステム「注文の仕組み」/おうちCO-OP「注文する」から抜粋(2026年9月24日確認)。日数は締切から次の配達日までを暦日で数えた当ブログ計算です
「1週間で届く」とひとくくりに書かれることがありますが、締切と配達曜日の関係で5〜6日、注文の操作から数えると最長7日です。
ネットスーパー・Oisix・冷凍宅配弁当には、この「1週間」は当てはまりません。
受け取りは「留め置き」が標準です。
コープデリは事前に場所を指定すれば「留守置き」で届き、冷凍・冷蔵品はドライアイスや保冷剤と一緒に保冷容器で置かれます。
パルシステムも「不在時はご指定の場所に留め置きします」で、封印シールと商品カバーが付きます。
*コープデリ「不在時の配達はどうなりますか?」/パルシステム「パルシステムのミールキット」/パルシステム「配送・手数料」/おうちCO-OP「お届け方法」から抜粋(2026年9月24日確認)。おうちCO-OPも「ご不在でも安心です」の見出しで「箱におうちカバーをかけ、封印シールで封印します」としています。留め置きの追加料金は、3社とも公式に記載がありません
コープデリのサービスエリアは、東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野・新潟の1都7県です(手数料ページの県別タブ)。
商品は「毎週決まった曜日・時間帯に」届きます。
毎週1回とは別コースのデイリーコープ(週3日から)は、新潟を除く1都6県です。
*コープデリ「ご利用の流れ」/コープデリ「コープデリの手数料(東京都)」/コープデリ「週3日からお届けの定期宅配サービス『デイリーコープ』」から抜粋(2026年9月24日確認)
手数料の額と子育て割引は、『里帰りしない産後の食事』にまとめています。
ミールキットは献立ごと届く
献立が決まらない日の対策としてよく挙がるのが、献立と材料が一緒に届くミールキットです。
Oisixの定期宅配は、毎週木曜19時ごろに定期ボックスがセットされ、地域ごとの締切日の午前10時に確定し、指定した曜日に届きます。
締切までは中身の変更もキャンセルも無料です。
注文しない週の料金は、『頼まない週にもお金はかかる?』の節で見ます。
配送は主にヤマト運輸で、一部の商品は佐川急便になります。
Oisixは「宅配ボックスへのお届けならびに留置きによるお届けは承っておりません」としています。
送料は注文金額と地域、定期会員かどうかで変わり、公式の料金ページに表があります。
*Oisix「定期宅配ガイド」/Oisix「料金について」/Oisix「定期宅配サービスの流れと注文締切日時について教えてください」/Oisix「Oisixの商品はどの配送業者で届きますか?」/Oisix「不在の場合、自宅の宅配ボックスに配達してもらえますか?」から抜粋(2026年9月24日確認)
ヨシケイは入会金と配達料がなく、毎日10〜17時ごろ(地域で違う)に配達され、時間指定はできません。
不在のときは鍵付きの「あんしんBOX」を貸し出すと、本部のFAQに書かれています。
無料と明記しているのは地域会社のページで、ヨシケイ大宮は「鍵付き『あんしんボックス』を無料貸出しています」としています。
注文の締切は、東京などの地域会社のFAQでは「前週の水曜17時」で、締切から5〜9日後に届きます。
全国共通の締切は本部のFAQに書かれていないので、住んでいる地域のヨシケイで確認してください。
*ヨシケイ開発「よくある質問」/ヨシケイ大宮「Q&A」(あんしんボックスの無料貸出)/ヨシケイ東京「Q&A」から抜粋(2026年9月24日確認)。5〜9日は、締切から翌週の配達日までを暦日で数えた当ブログ計算です
生協にもミールキットがあります。
コープデリ(デイリーコープ)のミールキットは、公式FAQで「冷蔵でのお届けとなりますので、冷凍保管はできません」と書かれていて、冷凍ストックに回す使い方はできません。
*コープデリ「週3日からお届けの定期宅配サービス『デイリーコープ』」から抜粋(2026年9月24日確認)
冷凍宅配弁当は置き配できない
冷凍宅配弁当は、クール便の手渡しが基本です。
noshは「ヤマト運輸」のクール宅配便が基本で、一部地域は佐川急便になります。
ワタミの宅食ダイレクトは冷凍宅配便(佐川急便)でのお届けで、エリアの案内では佐川急便とヤマト運輸の冷凍便の配送エリア内としています。
三ツ星ファームは公式FAQで「冷凍商品はヤマト運輸のクール宅急便」としています(一部商品は配送業者が異なる場合あり)。
ヤマトのクール宅急便は、置き配を依頼できません。
noshも「置き配や宅配ボックスへの配送は対応いたしかねます」として、対面での受け取りを求めています。
ワタミも公式FAQで「宅配BOXや玄関先に置いていってもらえますか?」に「冷凍の状態でお届けする商品ですので、お手渡しのみとさせていただいております」と答えています。
三ツ星ファームだけは「お客様不在時は冷凍対応宅配ボックス以外でのお受け取りはできません」で、冷凍対応の宅配ボックスがある住まいは例外です。
ヤマトのクール宅急便は、不在だと不在票の日を含めて最大3日間営業所で保管され、過ぎると送り主に返送されます。
コンビニやPUDO・取扱店では温度を保てないため受け取れず、ヤマトの営業所での受け取りだけができます。
noshは保管期限を過ぎて返送されると代金は戻らず、ワタミも、佐川急便の営業所でご不在日を含め最大3日間保管され、再配達は3回まで、受け取れなくても代金は発生します。
*ヤマト運輸「クール宅急便」/ヤマト運輸「不在でクール宅急便を受け取れない場合、いつまで保管されますか?」/nosh「宅配ボックスや置き配は利用できるか」/ワタミの宅食ダイレクト「よくあるご質問」/nosh「特定商取引法に基づく表記」/三ツ星ファーム「特定商取引法に基づく表記」/三ツ星ファーム「配送業者について」/三ツ星ファーム「宅配ボックスでの受け取りはできますか?」から抜粋(2026年9月24日確認)。三ツ星ファームの特定商取引法に基づく表記のページには、配送業者の記載はありません
初回が何日で届くかは、ワタミだけが公式FAQに書いています。
「お届け先の都道府県によって異なりますが、最短で3~5日後のお届け予定となります」です。
noshと三ツ星ファームの公式には、初回の最短日数は書かれていません(noshの「5日後」は定期とは別の配送追加の説明です)。
noshの停止・変更の締切はお届け日の4日前で、北海道と東北6県、九州のうち福岡県を除く6県と沖縄県の14道県は5日前です。
ワタミは「定期購入は3回以上のお届けが条件」で、変更・一時休止・停止ができるのは4回目以降、締切はお届け予定日の4〜6日前です。
三ツ星ファームはマイページに出る変更締切日(目安は配送日の約1週間前)です。
*nosh「特定商取引法に基づく表記」/nosh「配送日時の変更方法について」/ワタミの宅食ダイレクト「特定商取引法に基づく表示」/三ツ星ファーム「特定商取引法に基づく表記」から抜粋(2026年9月24日確認)
価格・送料・月額の目安は、『一人暮らしで自炊をやめても大丈夫?』に式ごと書いてあります。
一人暮らしで自炊をやめても大丈夫?国の文書と全国調査で調べた続かない理由
頼まない週にもお金はかかる?
ここが、生協とそれ以外で一番違うところです。
生協は、頼まない週にも手数料がかかる仕組みです。
- コープデリ(東京都):「商品配達がない時は基本手数料…のみとなります」
- パルシステム(東京):「注文がない場合でも、パルシステム手数料が発生します」
- おうちCO-OP:「ご利用の有無にかかわらず毎週いただく定額制」
*コープデリ「コープデリの手数料(東京都)」/パルシステム「手数料・割引制度」/おうちCO-OP「宅配サービス料」から抜粋(2026年9月24日確認)。額は地域と会員種別で違います
コープデリは手数料の制度変更を予告しています(一度延期されており、実施時期は公式ページで確認してください)。
*コープみらい「【重要】コープデリ宅配 制度変更の延期について」(2026年5月11日掲載)から抜粋(2026年9月24日確認)
額は改定で動くので、この記事には書かず、生協の手数料の額は『里帰りしない産後の食事』に載せています。
一方、Oisixは公式の料金ページで「注文しない週も料金が発生しますか?」に「いいえ」と答えています。
ネットスーパーと冷凍宅配弁当も、注文しなければ0円です。
ただし冷凍宅配弁当は定期購入なので、スキップの締切を過ぎると次回分が届きます。
ヨシケイは1日単位で注文できるメニューと1週間おまかせのメニューがあり、入会金と配達料はかかりません。
頼まない週にお金がかかるかは、公式FAQに書かれていません。
*Oisix「料金について」/nosh「特定商取引法に基づく表記(定期便の停止・解約、内容の変更)」/ヨシケイ開発「よくある質問」から抜粋(2026年9月24日確認)
生協は「留め置きで不在でも受け取れる」、ネットスーパーは「頼まない週は0円」と、長所がちょうど逆です。
不在のときの落とし穴
「置き配できる」と一言でまとめると、間違いになります。
受け取り方は、社ごとに別物です。
- イオン:「置き楽」は1回110円(税込)。置き楽を申し込んだ回(初回の配送時)の配達は在宅が必要で、生鮮品は配送時間帯内に受け取り、支払いはクレジットのみ。安全・安心に置けるスペースが無いと判断された場合と、宅配ロッカーを指定した場合は使えない
- 楽天マート:置き配は注文ごとに110円(税込)。宅配ロッカーは不可。申し込み後に配達員が置き場所を確認し、安全に届けられると判断された場合だけ使える(場所が特定できない・立ち入れない・品質保持や安全管理上ふさわしくない・置くスペースがない場合は不可)
- Amazonフレッシュ:置き配が初期設定で追加料金なし。玄関先か建物の受付だけで、宅配ボックスは不可。玄関先に立ち入れない場合や安全な場所ではないと判断された場合は持ち戻りになる
- 西友:在宅時に配達員へ申し出れば「非対面受け渡し」(玄関前に置くなど)が公式ガイドにある。不在時の置き配ではない
- ライフ:「ライフネットスーパーとは?」に置き配の記載を確認できなかった(Amazon経由のライフはAmazonが「置き配は利用できません」と明記)
- IY by ONIGO:運営するONIGOのFAQでは、カート画面で置き配を指定できる(アルコール類を含む注文と現金払いは対面)
- 生協3社:留め置きが標準
- Oisix:主にヤマト運輸(一部は佐川急便)。宅配ボックスへのお届けと留置きは承っていないと公式FAQに明記
- ヨシケイ:鍵付きあんしんBOX(無料と書いているのは地域会社のページ)
- 冷凍宅配弁当:クール便で置き配は不可(宅配ボックスは三ツ星のみ冷凍対応BOXに限り可)
*イオンネットスーパー「置き楽について」/楽天マート「置き配について」/Amazon「置き配について」/西友ネットスーパー「はじめての方へ」/ONIGO「よくある質問」/Oisix「不在の場合、自宅の宅配ボックスに配達してもらえますか?」/ヨシケイ開発「よくある質問」/ライフネットスーパー「ライフネットスーパーとは?」/ヤマト運輸「不在でクール宅急便を受け取れない場合、いつまで保管されますか?」/ヤマト運輸「クール宅急便」/nosh「宅配ボックスや置き配は利用できるか」/三ツ星ファーム「宅配ボックスでの受け取りはできますか?」/ワタミの宅食ダイレクト「よくあるご質問」/Oisix「Oisixの商品はどの配送業者で届きますか?」/ヨシケイ大宮「Q&A」/コープデリ「不在時の配達はどうなりますか?」/パルシステム「配送・手数料」/おうちCO-OP「お届け方法」から抜粋(2026年9月24日確認)
そして、不在だとお金がかかる型があります。
西友ネットスーパーは、不在で引き渡しができないとキャンセル手数料440円(税込)です。
楽天マートは再配送手数料440円(税込)です。
Amazonフレッシュは対面受け取りを選んでいて不在だった場合、注文はキャンセルとなり再配達はありません。
置き配を選んでいても、玄関先に立ち入れない場合や置き配に安全な場所ではないと判断された場合は持ち戻りになり、再配達は行われません。
noshとワタミの宅食ダイレクトは、『冷凍宅配弁当は置き配できない』の節のとおり、保管期限を過ぎると返送されて代金だけが残ります。
三ツ星ファームの公式には、不在票が入って自分で再配達を依頼する流れまでしか書かれていません。
Oisixは不在だと不在票が入り、再配達を依頼する形です。
*西友ネットスーパー「はじめての方へ」/楽天マート「はじめての方へ」/Amazonフレッシュ「よくあるご質問」/ヤマト運輸「クール宅急便」/Oisix「不在の場合、自宅の宅配ボックスに配達してもらえますか?」から抜粋(2026年9月24日確認)
帰りが19時過ぎるなら、置き配できるかどうかで決まるんだね
そう。だから「安いか」より先に「不在でも受け取れるか」で絞るのが、行きたくない日の選び方だよ
買い物に行く回数を減らすには?
仕組みに頼らない方法として、「行く回数を減らす」があります。
ここで引くのは、国の災害備蓄の指針です。
国の文書に「買い物に行きたくない日のための買い置き」という記述はないので、災害備蓄の型を平時に読み替える、というのが当ブログのやり方です。
読み替えてよいと判断した根拠は、国自身が「費用、時間の面で、普段の買い物の範囲でできる」「買い置きのスペースを少し増やすだけで済む」と書いていることです。
*農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」(2019年3月・p.3)から抜粋(2026年9月24日確認)
この型は、買い物の回数をゼロにするものではなく、「雨や猛暑の日に行かなくて済むように、行く日を選べる」型です。
国が示す買い置きの目安
国が言う備えは「最低3日分、できれば1週間分」。
しかも「普段の買い物の範囲でできる」と書いてあります。
「3日」の根拠は災害の支援物資が届くまでの日数、「1週間」の根拠は物流が止まるとスーパーやコンビニで食品が手に入らない想定です。
*農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」(2019年3月・p.2〜3)/内閣府「防災に関する世論調査(令和7年8月調査)」【資料1】家庭で準備する備蓄から抜粋(2026年9月24日確認)
消費者庁のリーフレットには、「これまで備蓄は3日分あれば十分と言われてきましたが」「1週間程度の備蓄が望ましい」と、3日から1週間に延びた経緯が書かれています。
*消費者庁「食品ロスにしない備蓄のすすめ」(2020年2月改訂)から抜粋(2026年9月24日確認)
一人暮らし向けには、農林水産省の単身者向けガイド(2022年4月)があります。
「まずは3日分を試しに」「目標は1週間分」で、食品は「コンビニ、ドラッグストアなどで簡単に買える食品で問題ありません」と書かれています。
*農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(単身者向け)」(2022年4月)から抜粋(2026年9月24日確認)
東京都の「日常備蓄」パンフレット(令和7年10月版)にも、「ひとり暮らしの方は」「いつもより少し多めに買い置きしておきましょう」とあります。
*東京都「日常備蓄」パンフレット(令和7年10月版)p.19から抜粋(2026年9月24日確認)
では、どれくらいの量でしょうか。
国の数量例は「大人2人・1週間分」で、水2L×6本を4箱、カセットボンベ12本(1人1週間およそ6本程度)、米2kg×2袋などです。
これは災害時にライフラインが止まった前提の少なめの想定(米は1人1食75g)で、平時の1週間分の食事量ではありません。
一人暮らし向けの食品の数量リストは、国の文書にはありません。
ただし1人あたりの目安は、水・カセットボンベ・米に付いています。
国は「1人1日およそ3L程度(飲料水+調理用水)」としているので、2Lペットボトル6本入りの箱1つが、1人4日分です。
荒川区はこれを7日分に直し、大人一人あたり飲料水21リットル・食料21食分を目安として示しています(区の換算で、都のパンフレットには載っていません)。
*農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」(p.2)/荒川区「日常備蓄」から抜粋(2026年9月24日確認)。「箱1つで4日分」は12L÷3Lの当ブログ計算です
実際に備えている人は、どれくらいいるのでしょうか。
内閣府の防災に関する世論調査(2025年8〜9月・確報・18歳以上1,707人・複数回答)で、食料品を3日分以上備蓄している人は59.8%でした(何日分かは回答者の自己判定)。
農林水産省の食生活・ライフスタイル調査(2025年11月・15〜74歳4,000人・ネット調査・複数回答)では、何かしらの食品を備蓄している人は62.7%で、こちらは飲料水だけでも「備蓄あり」に入ります。
*内閣府「防災に関する世論調査(令和7年8月)」集計表 問8/農林水産省「食生活・ライフスタイル調査(令和7年度)報告書」(p.58 Q7)から抜粋(2026年9月24日確認)。一人暮らしに限った値は、どちらの調査にもありません
少し多めに買って食べたら足す
国の型の名前は「ローリングストック」です。
定義は「普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足す」で、「少し」が何個かの定義はありません。
*農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」(p.3)から抜粋(2026年9月24日確認)
消費者庁の食品ロス削減ガイドブック(令和8年度版・2026年9月公表)も、同じ型を勧めています。
「ふだん食べている食材を多めに買って、備える」「ふだんの食事で食べる」「食べたら買い足して、補充する」の3ステップです。
*消費者庁「食品ロス削減ガイドブック(令和8年度版)」(p.084-085)から抜粋(2026年9月24日確認)
やっていることは、「切れる前に食べて、食べた分だけ買う」です。
買い物には結局行きますが、「切らしたから今日行く」ではなく「減ってきたから都合のいい日に行く」に変わります。
実践している人は、農林水産省の同じ調査で34.0%でした。
内訳は「考え方を知っており、実践している」が21.8%、「考え方を知らなかったが、このようなことは実践している」が12.2%で、どちらも全体4,000人に対する割合です。
名前を知らずにやっている人も多い型です。
*農林水産省「食生活・ライフスタイル調査(令和7年度)報告書」(p.62 Q8)から抜粋(2026年9月24日確認)。設問は「この『ローリングストック』という考え方を知っていましたか」で、ローリングストックの説明文を読んだうえでの単一回答です(全体4,000人)
買い置きがうまくいかない人の割合も、公的な資料にあります。
国民生活センターの調査(2020年9月・長期保存食品を備蓄している20〜60歳代3,000人)で、賞味期限が切れた経験がある人は65.5%、備蓄品を1年に1回以上入れ替えている人は47.0%でした。
*国民生活センター「災害に備えた食品の備蓄に関する実態調査-いざというとき、困らないために-」(2021年3月4日公表)から抜粋(2026年9月24日確認)。分母は備蓄している人で、消費者庁のガイドブック(p.086)が今も引用している数字です
「多めに買って忘れる」を防ぐのが「古いものから食べる」の部分で、ここが抜けると備蓄ではなく、ただの買いすぎになります。
小分けにして冷凍する
農林水産省の単身者向けガイドは、食品ストックの選び方の1つ目に「ふだんよく食べているものや好きなものを常温食品から選ぶ」と書いています。
ただし同じガイドの副菜の例には冷凍枝豆も入っていて、冷凍を外す書き方ではありません。
冷凍ストックは災害備蓄の型ではなく、平時に買い物の回数を減らす手段として別枠で考えます。
国の文言でこれに当たるのは、消費者庁のガイドブックの「すぐに食べる予定のない場合は、1回に食べる量で小分けにして冷凍しましょう」です。
*消費者庁「食品ロス削減ガイドブック(令和8年度版)」(p.069「食品の冷凍方法を知ろう」)/農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(単身者向け)」(2022年4月・p.11「食品ストックの選び方」/p.7「副菜その他」)から抜粋(2026年9月24日確認)
この文に「何日もつか」は書かれていません。
家庭で作った料理や小分けした食材が冷凍で何日もつかの国の基準は無く、この記事では日数を書きません。
冷凍保存を食品ロス対策として実践している人の割合は、消費者庁の調査に公的な値があるので、『一人暮らしで自炊をやめても大丈夫?』に載せています。
一人暮らしで自炊をやめても大丈夫?国の文書と全国調査で調べた続かない理由
生協のミールキット(コープデリ)は、『ミールキットは献立ごと届く』の節で書いたとおり冷蔵で届くので、この型には乗りません。
冷凍ストックに向くのは、自分で小分けした食材と、冷凍食品、冷凍宅配弁当です。
まとめ買いと食べきり
「まとめ買い」は、国の文書で2つの扱いをされています。
同じ消費者庁のガイドブックが、p.059では「まとめ買いを避け、必要な分だけ買って、食べきる」と書き、p.084-085では「ふだん食べている食材を多めに買って、備える」と勧めています。
矛盾ではありません。
避けるように書かれているのは「食べる予定の無い『まとめ売り商品』や特売品などの衝動買い」で、買い物は「空腹時を避けましょう」とも書かれています。
勧めているのは、普段食べるものを計画的に少し多めに買い、古い順に食べ、食べた分を足す買い方です。
*消費者庁「食品ロス削減ガイドブック(令和8年度版)」(p.059・p.084-085)から抜粋(2026年9月24日確認)
「一人暮らしはまとめ買いをすると消費しきれない」という趣旨の文は、農林水産省の食品ロスのページにも、このガイドブックにも見つかりませんでした。
また、買い物の回数を減らすと食費が下がるかどうかを示す国のデータもありません。
この記事で言えるのは、「予定のある分を少し多めに買い、食べきる」型なら、行く回数を減らしても国の文書と食い違わない、というところまでです。
特別な非常食を買い込まなくていいんだ。いつものレトルトと冷凍うどんを1個ずつ多めに、で合ってる?
レトルトは国の型、冷凍うどんは別枠の冷凍ストック。どっちも「いつも行くお店で買える物でいい」よ。何個かは国も決めてないから、減ったら足す、でいこう!
まとめ
買い物に行きたくないのは、普通なのでしょうか。
総務省の統計では、その日に買い物をした人は3人に1人(2021年10月・10歳以上・週全体)で、平日はさらに少なくなっていました(全体では平日28.8%)。
働く一人暮らし(総務省の表では単身世帯の世帯主で働いている人)の20代は、平日で4〜5人に1人でした。
雨は東京で3〜4日に1日(平年値)、猛暑日は平年4.8日に対して2025年は29日、働く人の平日の帰宅は平均18時34分(2021年10月)です。
「買い物に行くな」と書いた公式文言はなく、店がどの時間帯に混むかを測った統計も見つかりませんでした。
行かずに夕飯を成立させる仕組みは、料金ではなく「締切→到着」「頼まない週にもお金がかかるか」「受け取り方」「不在時にお金がかかる型」の4軸で分かれます。
読者のタイプ別に、答えをまとめます。
一人暮らしで平日に行けない方へ
働く一人暮らしで平日に買い物をした人は32.3%(2021年10月・土曜46.4%・日曜42.8%)、20代は22.9%=4〜5人に1人で、平日に行かないのは統計の上で普通です。
20〜30代で週1〜2回にまとめるなら、国の型「少し多めに買って、食べたら足す」と、1回分ずつの小分け冷凍で回せます。
帰宅が遅くて受け取れない人の候補の一例は、置き配が初期設定のAmazonフレッシュ(配送エリア内で、玄関先に置ける場合)か、留め置きの生協です。
冷凍宅配弁当は手渡しが基本なので、不在が多い人には向きません。
ただし生協は頼まない週にも手数料がかかるので、頻度が低いなら注文しなければ0円のネットスーパー側です。
共働きで夕方が回らない方へ
働く人の平日の帰宅は平均18時34分、19時以降が41.6%(東京都は57.8%)です。
その時間に店に寄る負担を減らすなら、翌週の決まった曜日に届く生協で、重いものやかさばるものを先に外す手があります。
足りない日だけ当日に届くネットスーパーを使う組み合わせなら、仕組みの上で無理がありません。
献立が決まらない日には、献立ごと届くミールキットがあります。
生協の手数料と子育て割引の額は『里帰りしない産後の食事』、ネットスーパーの送料は『産後のネットスーパーはどこがいい?』にあります。
今日だけ行きたくない方へ
雨の日は、行かない・出来るだけ行かない人が合わせて6割弱いました(トクバイ利用者・2024年5月)。
今日だけなら、当日に届くネットスーパー(西友・楽天マート・イオン・ライフ・IY by ONIGO・Amazonフレッシュ=最短70分〜当日)が候補です。
ただし当日枠は締切と店舗次第で、最低注文金額(ライフ税抜2,000円・Amazon税込4,000円など)もあります。
エリアも社ごとに違い、楽天マートは1都3県、Amazonフレッシュは東京23区のうち21区と6市、神奈川・千葉・埼玉の一部です。
頼まないなら、いつものストックから食べて、減った分を都合のいい日に買い足す、が答えです(国の型を平時に読み替えた当ブログの答え)。
産後の方へ
産後で買い物に行けない方は、この記事ではなく産後向けの記事を読んでください。
『産後の買い物、どうしてる?』は、産後の買い物を宅配・生協・自治体の3つの出口に振り分けたハブ記事です。
生協3社の子育て割引と自治体の産前産後の家事支援の値は、『里帰りしない産後の食事』にあります。
- 一人暮らしで平日に行けない方…平日に行かないのは統計で普通。20〜30代で週1〜2回にまとめるなら、少し多めに買って食べたら足す型で回せる。受け取れないなら、玄関先に置ける住まいなら置き配が初期設定のAmazonフレッシュ(配送エリア内の場合)か留め置きの生協
- 共働きで夕方が回らない方…重いものは生協で先に外し、足りない日だけ当日に届くネットスーパー。献立は献立ごと届くミールキット
- 今日だけ行きたくない方…当日に届くネットスーパーか、いつものストックで1日しのぐ
- 産後の方…ハブ記事『産後の買い物、どうしてる?』へ。子育て割引と自治体の家事支援の値は『里帰りしない産後の食事』
今日やることは1つだけです。
「行く・行かない」で悩む前に、不在でも受け取れる仕組みを1つ決めるか、いつものストックを1つ多めに置くか、どちらかを決めてください。
行きたくない日って、統計で見たら普通の日だったんだね
そういうこと。仕組みで成立するから、行かなくても夕飯は困らないよ!
今日のラク、みっけ。
公式ページは2026年9月24日に確認し、統計は各表の調査時期を本文に書いています。
各社の締切・受け取り方・エリアは予告なく変わることがあるので、申し込み前に必ず公式ページで最新の条件を確認してください。