食費・自炊

料理が嫌いでストレス必見|嫌いな工程だけ手放す方法を調べた

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

こんにちは、『ラクして暮らす』運営者のやすです。

このブログでは、公的な統計や各社の公式サイトを1つずつ開きます。

そして、書いてあることだけで整理しています。

「料理を好きにならなくていい」という結論も、遠慮なくそのまま書きます。

ずぼらさん
ずぼらさん

料理が嫌いで、毎日ごはんのことを考えるだけでストレス…。こんなふうに思うのって、わたしだけ?

やす
やす

料理を楽しめているか、好きか、面倒かを聞いた調査がいくつもあるんだ。料理のどこが嫌われているのかまで分かるから、一緒に見てみよう!

先に結論をお伝えします。

料理を楽しめない人や、料理を面倒だと感じる人は、珍しくありません。

まず、2022年の世界調査です。

日本では直近7日間に料理を「楽しまなかった」と答えた人が26%いました。

さらに、電通の2025年の調査もあります。

「料理をするのを面倒に感じる」側に近い人は、64.0%でした。

そして、料理を工程ごとに分けて聞いた調査もあります。

いちばん手放したい工程の1位は、「作る」ことではありません。

献立を考えることでした。

つまり、料理全部を好きになろうとするより、嫌いな工程だけ手放すほうが近道です。

この記事では、次のような資料を開きました。

まず、ギャラップと味の素グループの世界調査(2022年)です。

次に、日本政策金融公庫の消費者動向調査(2022年1月)です。

そして、国の食生活指針や食育白書などです。

どれも2026年10月30日に開き、書いてあることだけで整理しました。

この記事でわかること
  • 料理を楽しめていない人・面倒だと感じている人の割合
  • 料理のどの工程が負担になっているか
  • 嫌いな工程ごとの、ストレスの減らし方
  • 「甘え?」「手作りじゃないと悪い?」について国の資料に書いてあること

それでは、くわしく見ていきましょう。

目次
  1. 1.料理が嫌いな人はたくさんいる
  2. 1.1.楽しめていない人はどれくらい?
  3. 1.2.女性と男性で差がある
  4. 1.3.面倒だと感じる人は増えている
  5. 2.料理のどこが嫌い?
  6. 2.1.献立を考える
  7. 2.2.買い物に行く
  8. 2.3.後片付け
  9. 3.料理のストレスを減らすには?
  10. 3.1.献立が嫌いなら
  11. 3.2.買い物が嫌いなら
  12. 3.3.作るのが嫌いなら
  13. 3.4.片付けが嫌いなら
  14. 3.5.全部嫌いなら
  15. 4.料理が嫌いな人のQ&A
  16. 4.1.料理が嫌いなのは甘え?
  17. 4.2.手作りじゃないと家族に悪い?
  18. 4.3.料理を克服したほうがいい?
  19. 5.まとめ

料理が嫌いな人はたくさんいる

「料理が嫌いか」を全国の人に直接聞いた国の調査は、見当たりませんでした。

農林水産省の「食育に関する意識調査」の調査票も確認しました。

令和3〜7年度の5回分です。

料理が好きか嫌いかを聞く質問は、ありませんでした。

*農林水産省「食育に関する意識調査」(令和3〜7年度調査の調査票)を当ブログで確認(2026年10月30日確認)

そこで、聞き方の違う3つの調査を紹介します。

「楽しめたか」「好きか」「面倒か」は別の質問なので、数字どうしは比べません。

▼3つの調査の聞き方

調査

聞き方

答えた人

ギャラップ・味の素グループ(2022年)

過去7日間、料理を楽しんだか

15歳以上の人

クロス・マーケティング(2024年)

料理をすることが好きか

料理をする872人

電通(2025年)

料理をするのを嬉しく感じるか、面倒に感じるか

15〜79歳の1,300人

楽しめていない人はどれくらい?

まずは、ギャラップと味の素グループの世界調査(2022年)です。

ギャラップの質問(当ブログ訳)

「過去7日間、料理を楽しみましたか。料理をしなかった場合はそう答えてください」

答えは、次のどれかです。

  • はい
  • いいえ
  • 料理をしなかった

英語の原文を、当ブログで訳しました。

日本では、直近7日間に料理を「楽しんだ」人が49%でした。

「楽しまなかった」人は26%です(2022年)。

この26%は、料理をしなかった人も含めた全員を分母にした割合です。

東アジアで楽しまなかった人が多いのは、韓国(37%)と日本(26%)です。

韓国の37%は、世界の国別で最も高い値です。

*Gallup・味の素グループ「Wellbeing Through Cooking: Global Insights Into Cooking Enjoyment and Eating Together」(PDF13・17・50・51ページ)から当ブログで訳して抜粋(2026年10月30日確認)

「料理が嫌いか」ではなく、「この1週間に楽しめたか」を聞いた調査です。

それでも、日本では約4人に1人が直近1週間の料理を楽しめませんでした。

なお、この調査には食品会社の味の素グループが関わっています。

女性と男性で差がある

女性の6割が料理を楽しんだ一方、男性の4割はこの1週間料理をしていません。

この1週間、料理を楽しんだ?日本の15歳以上(2022年)。女性:楽しんだ63%・料理しなかった8%。男性:楽しんだ34%・料理しなかった42%

*Gallup・味の素グループ「Wellbeing Through Cooking: Global Insights Into Cooking Enjoyment and Eating Together」(PDF17ページ)から当ブログで訳して抜粋(2026年10月30日確認)

クロス・マーケティングの「料理に関する調査(2024年)」も見ます。

全国20〜69歳の1,100人に聞きました(2024年2月16〜18日)。

「好き」は56.2%、「あまり好きではない」は34.1%でした(2024年)。

「まったく好きではない」9.7%と合わせ、43.8%です(当ブログで計算)。

料理をする女性に限ると、「好き」は51.8%と全体より低い値でした。

*株式会社クロス・マーケティング「料理に関する調査(2024年)」(図3)から抜粋(2026年10月30日確認)

この調査の分母は「料理をする人」です。

そのため、ギャラップの「全員」を分母にした数字とは並べられません。

料理をしない男性が多く、料理をする女性でも「好き」は半分ほどです。

面倒だと感じる人は増えている

電通の「食生活に関する生活者調査2025」です。

全国で、2025年9月2〜4日に行われました。

「料理をするのを面倒に感じる」側に近い人は64.0%で、毎年増えています。

料理を面倒に感じる側の人。15〜79歳の1,300人(電通・2022〜2025年)。2022年53.0%、2023年58.5%、2024年62.8%、2025年64.0%

*電通「食生活に関する生活者調査2025」(2025年11月20日発表)・同 発表資料PDF(図表3)から抜粋(2026年10月30日確認)

2つのうち、どちらに近いかを選ぶ形です。

「料理をするのを嬉しく感じる」と「料理をするのを面倒に感じる」です。

「どちらでもない」という答えはありません。

また、料理をしない人も含めた全員の値です。

なので、「64.0%が料理を嫌い」という意味ではありません。

聞き方は、それぞれ違います。

料理を楽しめない・好きではない・面倒だと感じる人は、珍しくありません。

ずぼらさん
ずぼらさん

約4人に1人は楽しめてないんだ…。料理のどこがそんなに嫌なんだろう?

やす
やす

工程ごとに、どこが負担かを聞いた調査があるんだ。次はそれを見てみよう。

料理のどこが嫌い?

「料理が嫌い」といっても、料理はいくつもの工程に分かれます。

献立を考える、買い物をする、作る、片付ける、といった具合です。

日本政策金融公庫は、「最も簡便化したい工程」を1つ選んでもらいました。

1位は献立の考案で、調理、後片付けが続きます(2022年1月)。

*日本政策金融公庫「消費者動向調査(令和4年1月調査)特別調査:家庭での食の簡便化について」(PDF5ページ)から抜粋(2026年10月30日確認)

「作る」こと(調理)も、2番目に挙がっています。

いちばん手放したい料理の工程。20〜70歳代2,000人が1つだけ選んだ(2022年1月)。献立の考案29.4%、調理19.8%、後片付け18.2%、食材の購入10.7%、容器などのごみの処分8.5%、盛り付け・配膳3.3%、特にない10.3%

しかし、いちばん多かったのは、何を作るかを決める段階です。

オイシックスの会員調査(2026年7月)も、「減らしたい工程」を聞いています。

加熱調理(フライパン・鍋)を減らしたい人は16.3%です。

7つの工程の中で、最も少ない結果です。

オイシックスはこの結果を、「調理の前後工程に負担が偏っている」と説明しています。

*「オイシックス 調理工程に関する意識調査」(2026年7月2〜3日調査・全国の会員2,680人・20代以上・複数回答・2026年7月28日発表)から抜粋(2026年10月30日確認)

献立を考える

サラダクラブの「サラダ白書2022」は、全国20〜69歳2,060人が対象です。

割合は「とても」「やや」負担を感じる人の合計です。

献立決めに負担を感じる人は、子と同居の世帯(506人)で67.0%です。

*株式会社サラダクラブ「サラダ白書 2022」(料理工程で負担に感じること)から抜粋(2026年10月30日確認)

サラダクラブもオイシックスも、売る側の調査です。

▼工程を聞いた3つの調査の1位

調査

聞き方

1位

日本政策金融公庫(2022年1月)

最も簡便化したい工程を1つ

献立の考案 29.4%

サラダクラブ(2022年2月)

工程ごとに負担を感じるか

献立決め 60.4%

オイシックスの会員(2026年7月)

減らしたい工程(複数回答)

献立を考える 58.4%

*「オイシックス 調理工程に関する意識調査」(2026年7月2〜3日調査・全国の会員2,680人・20代以上・複数回答・2026年7月28日発表)から抜粋(2026年10月30日確認)

家庭では、献立を考える役が妻に集まっています(2022年)。

「食事の献立を考える」担当は、妻88.9%、ふたりで一緒に7.0%、夫3.2%です。

妻の回答で、妻が60歳未満の世帯を集計しています。

「妻」「夫」は、「どちらかというと」を含めた割合です。

*国立社会保障・人口問題研究所「『第7回全国家庭動向調査』概要版」(図2-8)から抜粋(2026年10月30日確認)

買い物に行く

買い物は、調査によって数字が大きく変わる工程です。

聞き方で数字が変わる
  • 日本政策金融公庫(2022年1月):「最も簡便化したい工程」に食材の購入を選んだ人 10.7%
  • サラダクラブ(2022年2月):買い物に負担を感じる人 44.4%
  • オイシックスの会員(2026年7月):買い物・食材調達を減らしたい人 50.0%

*日本政策金融公庫「消費者動向調査(令和4年1月調査)特別調査:家庭での食の簡便化について」(PDF5ページ)・株式会社サラダクラブ「サラダ白書 2022」・「オイシックス 調理工程に関する意識調査」から抜粋(2026年10月30日確認)

いちばん手放したい工程を1つだけ選ぶ質問か、工程ごとに負担を聞く質問か。

この違いで、数字がここまで変わります。

1位にはなりにくくても、負担に感じている人は少なくない工程です。

後片付け

後片付けも、上位に入る工程です。

▼負担を感じる人の割合(サラダクラブ・2022年)

工程

全体(1,691人)

単身世帯(360人)

献立決め

60.4%

53.3%

洗い物

58.4%

60.3%

生ごみの処理

55.0%

56.1%

下処理

53.9%

54.4%

単身世帯では、洗い物が献立決めを上回りましたが、差は数ポイントです。

回答者も360人です。

これだけで「一人暮らしは洗い物がいちばん嫌い」とは言い切れません。

オイシックスの会員調査では、片付けを減らしたい人が49.1%で3位でした。

*株式会社サラダクラブ「サラダ白書 2022」(料理工程で負担に感じること)・「オイシックス 調理工程に関する意識調査」から抜粋(2026年10月30日確認)

家族と暮らす家庭では、片付けも妻に偏っています(全国家庭動向調査・2022年)。

食後の片付けを「毎日・毎回」している妻は81.0%、夫は17.9%でした。

夫の数字も、妻が答えたものです。

*国立社会保障・人口問題研究所「『第7回全国家庭動向調査』概要版」(図2-7)から抜粋(2026年10月30日確認)

「料理が嫌い」の中身が、献立なのか、買い物なのか、片付けなのか。

それが分かれば、手放すものもはっきりします。

ずぼらさん
ずぼらさん

わたし、作るのはまだいいけど、献立を考えるのがいちばん嫌かも!

やす
やす

それなら話は早いよ!嫌いな工程ごとの減らし方を見ていこう。

料理のストレスを減らすには?

ここからは、工程ごとにストレスを減らす方法を見ていきます。

嫌いな工程だけ手放す。全部やめなくていい。いちばん嫌いな1つから。①献立が嫌い→ミールキットに任せる(献立と材料がセットで届く)②買い物が嫌い→宅配で家に届けてもらう(ネットスーパーや生協の宅配)③作るのが嫌い→総菜や冷凍食品を組み合わせる(主菜や副菜を買ったものに)④片付けが嫌い→洗い物を減らす・任せる(食器洗い機や家族に渡す)

国の「食生活指針」(2016年6月一部改正)には、次の一文があります。

「手作りと外食や加工食品・調理食品を上手に組み合わせましょう。」

同じ指針には、こんな一文もあります。

「家族の団らんや人との交流を大切に、また、食事づくりに参加しましょう。」

*農林水産省「食生活指針について」から抜粋(2026年10月30日確認)

指針が書いているのは、「料理をしなくていい」ではありません。

手作りと買ったものを、「上手に組み合わせ」ることです。

嫌いな工程を減らすのは、この組み合わせ方を自分の生活に合わせて決めることです。

献立が嫌いなら

献立が嫌いなら、「何を作るか」を自分で決めなくて済む仕組みを使います。

代表的なのが、材料とレシピがセットで届くミールキットです。

ミールキット各社の公式の説明
  • コープデリ:「毎日の献立を考えるのは大変ですよね?豊富なメニューの中から、毎日違った料理を選べる「ミールキット」なら、バラエティーに富んだ料理が食卓を彩ります。」
  • パルシステム:「野菜は洗浄・カット済み、たれとレシピ付きのお料理セット」。3日分のセットの説明には「主菜から副菜まで、献立に悩まない」
  • ヨシケイ東京:「"極力切らない""迷わない""待たせない"、毎日カットされた食材が届く、おいしさと効率を両立したコースです。」

*コープデリ「コープデリのミールキット」・パルシステム「ミールキット|商品・価格のご紹介」・ヨシケイ「ヨシケイ東京|食材(ミールキット)宅配サービス」から抜粋(2026年10月30日確認)

どれも各社が自分の商品を説明した言葉で、効果を測った数字ではありません。

料金や続け方はサービスごとに違うので、公式サイトで確かめてください。

家族と暮らしているなら、献立を決める役を家族に渡すのも1つの方法です。

夫婦の分担は、こちらの記事で調べました。

▶ 共働きの夕飯のリアル|帰宅から夕食までの時間と夫婦の分担を国の統計で調べた

買い物が嫌いなら

買い物が嫌いなら、店に行く回数を減らす仕組みを使います。

コープデリの公式ページには、ミールキットについてこう書かれています。

「料理に必要な材料はすべて揃えています。だから、わざわざスーパーへ買い出しに行く必要はありません。」

*コープデリ「コープデリのミールキット」から抜粋(2026年10月30日確認)

献立と買い物の両方が嫌いなら、ミールキットで2つをまとめて手放す手があります。

献立は決められても店に行くのがしんどいなら、買い物だけを手放します。

ネットスーパーや生協の宅配が、その例です。

買い物の手放し方
  • 献立も買い物も嫌いなら:ミールキット
  • 買い物だけ嫌いなら:ネットスーパーや生協の宅配

注文の締め切りや届く日の仕組みは、別の記事にまとめました。

▶ 買い物に行きたくないのは普通?国の統計と行かない日の仕組みを全部調べた

作るのが嫌いなら

総菜や冷凍食品などを組み合わせる方法です。

令和7年度の食育白書(2026年6月公表)には、こうあります。

「近年、ライフスタイルが多様化しており、家庭での調理のみを前提とせずに、ごはんと組み合わせる主菜、副菜等に、惣菜、冷凍食品、レトルト食品、合わせ調味料等を活用することでも、日本型食生活を実践することが可能となりました。」

*農林水産省「令和7年度食育推進施策」(食育白書)(PDF69ページ)から抜粋(2026年10月30日確認)

農林水産省の調査では、ほとんど食材から作っている人は3割ほどです。

ふだんの食事の準備のしかた。20歳以上2,391人(農林水産省・2025年調査)。ほとんど食材から調理30.3%、一部に市販食品39.6%、ほとんど市販食品10.2%、自分では準備しない18.8%、ほかに無回答1.1%

食材から作る人は、男性17.3%・女性41.3%でした。

自分で食事を準備していない人は、男性33.4%・女性6.5%です。

*農林水産省「食育に関する意識調査報告書(令和8年3月)」2.現在の食生活について(図2-8・図2-8-1)・同 調査票から抜粋(2026年10月30日確認)

パルシステムには、「調理時間約10分」のミールキットがあります。

ヨシケイ東京の説明です。

「基本は包丁もまな板も使わず、調理時間はわずか10分程度」

*パルシステム「ミールキット|商品・価格のご紹介」・ヨシケイ「ヨシケイ東京|食材(ミールキット)宅配サービス」から抜粋(2026年10月30日確認)

自炊をやめるか迷う一人暮らしの方は、こちらもどうぞ。

▶ 一人暮らしで自炊をやめても大丈夫?国の文書と全国調査で調べた続かない理由

片付けが嫌いなら

片付けが嫌いなら、洗い物そのものを減らすか、片付けを誰かに渡します。

食器洗い機は、二人以上の世帯の36.6%が持っています(令和8年3月末)。

*内閣府経済社会総合研究所「消費動向調査(令和8年3月実施調査結果)」(第3表)から抜粋(2026年10月30日確認)

一人暮らしの世帯の数字ではありません。

家族と暮らしている人は、片付けの役を家族に渡すのも方法です。

一人暮らしで食器洗い機がない人は、洗い物が少なく済むものを選びます。

コープデリの公式ページは、ミールキットについてこう書いています。

「包丁やまな板を使わないものがほとんどなので、調理や後片付けの時間をグッと短縮できます。」

*コープデリ「コープデリのミールキット」から抜粋(2026年10月30日確認)

総菜を買った日は、お皿に移さずにそのまま食べれば、洗う食器はさらに減ります。

洗い物を減らす方法
  • 食器洗い機に任せる
  • 片付けの役を家族に渡す
  • 包丁やまな板をあまり使わないミールキットを選ぶ
  • 総菜はお皿に移さずに食べる

全部嫌いなら

全部嫌いなら、作らない日を決めるところから始めます。

全部を一度に手放そうとはしません。

2025年の調査でも、「自分で食事を準備していない」人が18.8%いました。

*農林水産省「食育に関する意識調査報告書(令和8年3月)」2.現在の食生活について(図2-8)から抜粋(2026年10月30日確認)

どの工程をどれだけ手放すかは、自分の生活に合わせて決めてかまいません。

まずは、次の順で試してみてください。

作らない日の決め方
  • 週に1日、献立も買い物も片付けもしない日を決める
  • その日をどう回すかを考える
  • 慣れたら、いちばん嫌いな工程から1つずつ手放す

1食あたりの実費は、公式データで計算した記事があります。

▶ 一人暮らしは自炊しない方が安い?1食あたりの実費を公式データで全部計算した

ずぼらさん
ずぼらさん

全部がんばらなくても、嫌なところだけやめればいいんだね!

やす
やす

そういうこと。最後に、料理が嫌いな人がよく気にすることも見ておこう。

料理が嫌いな人のQ&A

料理が嫌いなのは甘え?

料理嫌いを「甘え」とした国の文書は、今回調べた範囲では見つかりませんでした。

この記事の最初で見た数字を、もう一度並べます。

日本では、直近7日間に料理を楽しまなかった人が26%いました(2022年)。

料理をするのを面倒に感じる側に近い人も、64.0%いました(2025年)。

料理を楽しめない人や面倒に感じる人は、珍しくありません。

また、国の食生活指針はこう書いています。

食生活指針(2016年6月一部改正)

「手作りと外食や加工食品・調理食品を上手に組み合わせましょう。」

嫌いな工程を買ったもので置き換えるのは、指針に書かれた組み合わせ方の1つです。

手作りじゃないと家族に悪い?

国の食育の文書を調べました。

調べた範囲では、家庭の手作りを「愛情」と結びつけた文は見つかりませんでした。

令和7年度の食育白書は、惣菜や冷凍食品の活用を書いています。

それも、ごはんと主菜・副菜を組み合わせる食生活の説明の中です。

一方で、同じ食生活指針には「食事づくりに参加しましょう」ともあります。

国の指針は、手作りをやめるよう勧めているわけではありません。

手作りと買ったものを「上手に組み合わせ」るよう書いています。

全部を手作りするか、一部を買ったものにするか。

それは、それぞれの家庭で決めてかまいません。

国の文書に書いてあること
  • 食生活指針:「食事づくりに参加しましょう」
  • 食生活指針:「手作りと外食や加工食品・調理食品を上手に組み合わせましょう。」
  • 令和7年度の食育白書:惣菜や冷凍食品などの活用

料理を克服したほうがいい?

今回調べた範囲で、次のどちらの国の文書も見つかりませんでした。

まず、料理が嫌いな人に「克服しましょう」と勧める文書です。

そして、「克服しなくていい」と書いた文書です。

この記事では、工程ごとに聞いた3つの調査を見ました。

1位は、どれも献立を考えることでした。

料理全部を克服しようとするより、おすすめのやり方があります。

まずはここから
  • いちばん嫌いな工程を1つ選ぶ
  • その工程だけを手放してみる
  • 作ること自体は嫌いではないと気づいたら、作る回数を増やす

まとめ

料理が嫌いでストレスを感じるのは、珍しいことではありません。

まず、2022年の世界調査です。

日本で直近7日間に料理を楽しまなかった人は、26%でした。

次に、電通の調査(2025年)です。

料理をするのを面倒に感じる側に近い人は、64.0%でした。

料理を工程ごとに分けて聞いた調査は、次のとおりです。

日本政策金融公庫(2022年1月)、サラダクラブ(2022年2月)の調査です。

そして、オイシックスの会員調査(2026年7月)です。

どれでも、献立を考えることが1位でした。

国の食生活指針にも、こう書かれています。

「手作りと外食や加工食品・調理食品を上手に組み合わせましょう。」

料理全部を好きになろうとしなくても、始められることがあります。

いちばん嫌いな工程を、1つ手放すことです。

最後に、嫌いな工程ごとの結論を書きます。

あなたはどれ?
  • ①献立を考えるのが嫌いな人 → ミールキットで「何を作るか」を手放す。家族がいるなら、献立を決める役を渡す
  • ②買い物が嫌いな人 → ネットスーパーや生協の宅配で、店に行く回数を減らす。献立も嫌いなら、ミールキットで2つまとめて手放す
  • ③作るのが嫌いな人 → 総菜・冷凍食品・レトルト食品を、主菜や副菜に組み合わせる
  • ④片付けが嫌いな人 → 洗い物が少なく済むものを選ぶ。家族がいるなら、片付けの役を渡す
  • ⑤全部嫌いな人 → 作らない日を週に1日決めて、いちばん嫌いな工程から1つずつ手放す

この記事の数字は、2026年10月30日に確認したものです。

各調査の公表資料と、各社の公式ページで確かめました。

やす
やす

料理が嫌いでも大丈夫。嫌なところから1つずつ手放して、ラクしていこうね!