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産後の買い物対策で、いちばん立ち上がりが早いのがネットスーパーです。
ただし、送料と手数料はサービスごとにバラバラで、公式サイトの奥のほうに散らばっています。
こんにちは、『ラクして暮らす』運営者のやすです。
このブログでは、各社の公式サイトから料金を実費ベースで計算して比較しています。
「契約しない方がいい」という結論も、遠慮なくそのまま書きます。
この記事を書いているのは、2026年7月に第一子が生まれ、買い出し担当をしていた筆者(夫側)です。
産後にネットスーパーを使いたいんだけど、どこがいいの?送料とか手数料とか、サイトによって書いてある場所が違って比べられない…。
それ、公式サイトを4社ぶん回って調べてきたよ。結論から言うと、送料そのものより「送料無料ラインに毎回届くか」で選ぶのが正解なんだ。
先に結論を書きます。
産後のネットスーパー選びは、送料の安さではなく、「自分の注文額が送料無料ラインに毎回届くか」と「配達エリアか」の2つで決まります。
この記事では、首都圏の主要4社+Amazonフレッシュの送料・無料ライン・注意点を、2026年8月14日時点の公式サイトの数字で並べます。
- 首都圏の主要4社+Amazonフレッシュの送料の横並び(公式の数字だけ)
- ライフの2026年7月1日の料金改定と、イオン・楽天西友・イトーヨーカドーの注意点
- ネットスーパーのデメリットと、向かない使い方
- それでも残る「重い物」問題(水と米)の逃がし方
それでは、くわしく見ていきましょう。
目次
産後にネットスーパーを使うと、何が変わるか
比較の前に、産後の生活で何が変わるかだけ整理しておきます。
変わるのは3つです。
- 新生児連れの外出が1つ消える…「置いていけない・連れて行けない」の板挟みごと消えます
- 重い物が玄関まで届く…米・水・おむつを自分で運ばなくてよくなります
- 最短で当日に届く…生協と違って翌週を待たないので、立ち上がりが早い
逆に、向かない使い方も正直に書いておきます。
どのサービスにも送料無料ラインか手数料があるので、「毎日ちょこちょこ買う」使い方だと割高になります。
数日分をまとめて頼む使い方が前提です。
なお、「そもそもワンオペで買い物が無理」という状況の話と、「ネットスーパーは甘えですか?」への公的機関の答えは、ワンオペの買い物の記事に書きました。

ネットスーパー4社の送料:2026年8月に公式サイトで全部調べた
まず、いちばん立ち上がりが早いのがネットスーパーです。
生協と違って、最短で当日に届きます。
首都圏の主要4社+Amazonフレッシュの横並び
サービス | 送料(税込) | 送料無料ライン | 最低注文 | 届く速さ |
|---|---|---|---|---|
イオンネットスーパー | 550/330/165円 | 首都圏の例では無料ラインなし(165円が下限) | 公式で確認できず | 店舗による |
楽天西友ネットスーパー | 330円 | 5,500円(税込)以上 | 公式で確認できず | 最短当日 |
ライフネットスーパー | 440/330/220円 | 8,000円(税抜)以上 | 税抜2,000円 | 最短当日(最短3時間) |
イトーヨーカドー by ONIGO | 公式FAQに2体系あり=断定しない | —(公式FAQに2体系=断定しない) | 最低金額なし(少額時に加算あり) | 当日(10時〜21時) |
Amazonフレッシュ | 490円(プライム)/690円(非会員) | 10,000円以上(非会員は200円) | 4,000円 | 最短約2時間 |
*イオンネットスーパー(郵便番号検索結果画面)/楽天西友ネットスーパー「ご利用ガイド」/ライフネットスーパー「はじめての方へ」/イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO/Amazonフレッシュから抜粋(2026年8月14日確認)
ここで正直に書いておくと、イオンと楽天西友の「最低注文金額」は、公式サイト上で確認できませんでした。
他サイトには金額が載っていますが、公式で裏が取れないものはこの記事には書きません。
ライフは2026年7月1日に料金を改定したばかり
いま検索して出てくるライフの送料は、古い情報である可能性が高いです。
ライフ公式に「このたび、2026年7月1日(水)お届け分より「最低注文金額」および「配送料金の注文金額」を変更いたしますので、ご案内申し上げます。」と書かれています。
最低注文金額は「税込1,500円以上」から「税抜2,000円以上」に変わりました。
配送料は、2026年7月1日の配送便から次の形です。
注文金額(税抜) | 配送料(税込) |
|---|---|
2,000円以上 | 440円 |
4,000円以上 | 330円 |
6,000円以上 | 220円 |
8,000円以上 | 無料 |
*ライフネットスーパー「お知らせ」/同「はじめての方へ」から抜粋(2026年8月14日確認)
会費は無料で、配達は最短当日(最短3時間)です。
ちなみに、ライフの子育て向けページにはこう書かれています。
「まだまだ目が離せないから、買い物に行くスキ・ヒマがない…」「ベビーカーで売場を回るのはストレスだし、人目もきになる。抱っこするのは疲れるし…」「買いたい必需品は、だいたい重い・かさばる」
*ライフネットスーパー「子育て中の方へ」から抜粋(2026年8月14日確認)
売る側も、この悩みの構造をそのまま把握しているということです。
なお、このページを全部読んでも、子育て世帯向けの割引は見当たりませんでした。
少なくとも今回調べた範囲では、子育て世帯向けの割引はネットスーパー側には基本的になく、あるのは生協のほうでした。
生協3社の子育て割引の実費は、里帰りしない産後の食事の記事で全部並べています。
イオン・楽天西友・イトーヨーカドーの注意点
イオンネットスーパーは、郵便番号を入れると担当店舗と配送料が表示される方式です。
東京都江戸川区(134-0088)と神奈川県横浜市西区(220-0012)で実際に検索したところ、どちらも「10,000円以上で165円、10,000円未満で330円、4,000円未満で550円」でした。
ただし地域区分があるので、全国一律ではありません。
店舗受取り(PickUp!)なら配送料無料、とも書かれています。
*イオンネットスーパー(2026年8月14日に郵便番号検索した結果画面)から抜粋(2026年8月14日確認)
楽天西友ネットスーパーで産後に気をつけたいのは、キャンセル手数料です。
「ご不在の場合その他お客さまのご都合により商品の引渡しができない場合、キャンセル手数料として440円(税込)」と書かれています。
*楽天西友ネットスーパー「ご利用ガイド」から抜粋(2026年8月14日確認)
寝かしつけの真っ最中でインターホンに出られなかった、という場面は現実にあります。
受け取れないと440円、という点は先に知っておいたほうがいいところです。
イトーヨーカドーは、いったん撤退してから別会社で復活しています。
旧イトーヨーカドーネットスーパーは2025年2月12日で営業終了し、いまは「イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO」(運営:ONIGO株式会社)としてイトーヨーカドー公式サイトからリンクされています。
*流通ニュース(イトーヨーカドーネットスーパー営業終了の報道)/イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGOから抜粋(2026年8月14日確認)
配達時間は「年末年始を除き、午前10時から午後9時まで」と案内されています。
費用については、公式FAQのなかに2種類の金額体系が併記されていて、どちらが何の費用なのかを公式の記述だけでは判別できませんでした。
そのため、この記事では金額を書きません。
注文画面で必ず確認してください。
Amazonフレッシュと定期おトク便の、正直な話
Amazonフレッシュの条件は、公式にこう書かれています。
「最低注文金額は4,000円で、プライム会員の方は、通常配送料490円、1回のご注文が10,000円以上で通常配送料が無料になります。プライム会員以外のお客様は通常配送料690円、1回のご注文が10,000円以上で通常配送料が200円です。プライム会員か否かにかかわらず、1時間ごとのお届け時間帯をお選びいただいた場合は、さらに追加配送料500円がかかります。」
対象エリアは「東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の一部エリア」です。
*Amazonフレッシュから抜粋(2026年8月14日確認)
公式ページには「お米・ベビーフード・オムツなどの重くかさばる商品まで、幅広い商品を取り揃えています」とも書かれています。
ここで、他ではあまり書かれていないことを1つ。
Amazonの定期おトク便には「おまとめ割引」がありますが、その対象について公式はこう説明しています。
「おまとめ割引は、同一お届け日に配送される『おむつ・おしりふき』『飲料』『ベビーフード』『ビール』を除くカテゴリーのAmazon定期おトク便対象商品が3件以上となった場合に、通常のAmazon定期おトク便の割引に加えて適用されます。」
*Amazon「Amazon定期おトク便のおまとめ割引について」から抜粋(2026年8月14日確認)
産後にいちばん買うもの(おむつ・おしりふき・飲料・ベビーフード)が、まるごとおまとめ割引の対象外です。
「定期便でまとめれば安くなる」と単純に考えていると、ここでズレます。
おむつ単体の割引についても正直に書いておくと、Amazonのおむつ特集ページは、タイトルに「15%OFF」の表記が残っている一方で、本文では「※Amazonプライム家族会員は定期おトク便でのおむつ・おしりふき10%OFF特典の対象外です」と10%OFFで案内されていました。
*Amazon「おむつ・おしりふき定期おトク便」特集ページから抜粋(2026年8月14日確認)
公式のなかで表記が食い違っているので、この記事では「◯%OFF」と断定しません。
申し込み画面で、自分のアカウントの割引率を確認するのが確実です。
ネットスーパーのデメリットも書いておく
便利な一方で、使った人はこう言っています。
「私も産後ネットスーパー使ってましたよ!凄く便利だし助かりました。品物も限られてるし高いけどこればっかりは仕方ないと思います。」
「あと選んでる間に希望の配達時間帯がバツになってたりする。」
*ガールズちゃんねる「ネットスーパー利用してるかた」コメント#9・#22(2017/07/17)から抜粋(2026年8月14日確認)
店頭より品ぞろえが狭く、値段はやや高め。
そして、迷っている間に配達枠が埋まります。
産後はカートに入れる作業すら中断されるので、この「枠が消える」問題は地味に効きます。
ちなみに、1つのサービスで完結していない人も多いです。
「オムツは Amazon、食料品はネットスーパーでかなり助かった。」
*ガールズちゃんねる 同トピ コメント#18(2017/07/17)から抜粋(2026年8月14日確認)
それでも残る「重い物」問題——水と米はどうする
宅配と制度で、買い物のほとんどは片付きます。
それでも最後に残るのが、水と米です。
宅配は「玄関まで」しか運んでくれない
まず、宅配のありがたさから。
「産後だったので、お水やお茶等、重たいものも運んできてくれるので助かりました!」
*ガールズちゃんねる「co-op(コープ)ってどうですか?」コメント#14(2016/08/02)から抜粋(2026年8月14日確認)
「スーパーに比べると割高感はありますが、子供を連れてかさばるものや重いものを買うのは大変なのでお米や牛乳、紙オムツはよく頼んでいます。」
*ピジョンインフォ「コープ利用していますか?」(2011/10/11)から抜粋(2026年8月14日確認)
割高なのを分かったうえで、重い物だけ頼む。
これが、いちばん賢い使い方だと思います。
ただし、宅配が運んでくれるのは玄関までです。
そこから先、キッチンまで運んで、注いで、空になったボトルを片付けて捨てる作業は残ります。
米5kgと水2L×6本で、中身だけで約17kgです。
買い物に行かなくなっても、この重さ自体は消えません。
お湯が沸くまでの数分が、思ったよりしんどい
わが家では、ケトルと保温ポットを買いました。
お湯をすぐ用意できるのは、実際かなり助かりました。
ただ、正直に書くと、「すぐ沸く」と書いてあるケトルでも数分はかかります。
その数分、泣き声を聞き続けるのが、思っていたよりこたえました。
この「待ち時間」を削りにいく方向として、熱いお湯がすぐ出るタイプのウォーターサーバーもあります。
この記事はメーカーの比較記事ではないので、機種名も温度も書きません。
興味がある人向けに、水そのものの調達手段を月額実費で比べた記事を置いておきます。
▶ 一人暮らしの水どうしてる?4つの選択肢を月額実費で正直比較
一人暮らし向けに計算した記事ですが、水道水・浄水器・ペットボトル・ウォーターサーバーの4択の違いは、そのまま参考になります。
産後の家は、ベビー用品でただでさえ床がありません。
置き場所とサイズを先に確認しておかないと、届いてから後悔します。
▶ ウォーターサーバーのサイズ・重さ比較一覧|一人暮らしの部屋に置ける?を公式データで
また、「ボトルを運ぶのが嫌なら浄水型」という話も出ますが、浄水型には浄水型のデメリットがあります。
▶ 浄水型ウォーターサーバーのデメリット全部見せ|後悔しない選び方
ひとつ注意も書いておきます。
ウォーターサーバー各社には子育て世帯向けの割引がありますが、契約年数などの条件がセットになっていることが多いです。
「産後は安くなるらしい」だけで決めると、あとで解約金の話になります。
そもそも水を買うのをやめてしまえば、運ぶ重さはゼロになります。
お住まいの地域の水道水そのものが気になるという人向けに、東京都の水道水を公式データで検証した記事もあります。
▶ 東京の水道水は飲める?水道局の公式データと「まずい」の正体
まとめ:エリア確認だけなら今日できる
最後に、タイプ別に言い切ります。
- 今すぐ何か届いてほしい人…この記事の比較表から、配達エリアに入っている1社に登録してください。最短で当日に届きます
- 毎週の定番品を安定させたい人…生協の子育て割引の記事で手数料0円の条件を確認してください。ネットスーパーとの併用が到達点です
- 水の重さだけ残った人…水の調達手段を月額実費で比べた記事から入るのが早いです
登録とエリア確認は無料なので、「使うか迷っている」段階でも、先に済ませておいて損はありません。
送料で選ぶんじゃなくて、「無料ラインに毎回届くか」で選ぶんだね。まずはエリア確認からやってみる!
それでOK。エリア外だったとしても、それが分かるだけで次の一手(生協・通販・制度)に進めるからね。
産後の買い物の全体像(大変さの構造・よくある質問)は、本体の記事にまとめてあります。