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こんにちは、『ラクして暮らす』運営者のやすです。
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札幌で一人暮らしを始めたんだけど…水道水ってそのまま飲んでいいのかな?「まずい」って声も見かけて、ちょっと不安で…
その不安、よくわかるよ。でも安心して。札幌市水道局は、水道水をそのまま飲めるものとして届けてくれてるんだ。しかも札幌の水は、水源からしてかなり恵まれてるんだよ!
先に結論をお伝えします。
札幌市水道局によると、札幌市の水道水はそのまま飲めるものとして各家庭に届けられています。
国が定めた水道法の水質基準をクリアした水が、蛇口まで送られているからです。
この記事でわかること
- 札幌の水道水がそのまま飲めると言える公式の根拠
- 札幌ならではの武器「市内上流の水源」と「一年中冷たい水」(どちらも公式データつき)
- それでも「まずい」と感じるときの原因と、おいしく飲むコツ
それでは、くわしく見ていきましょう。
目次
- 1.結論:札幌市の水道水は、そのまま飲める(公式データ)
- 1.1.水質検査(札幌市水道局の案内より)
- 1.2.市内5つの浄水場が「急速ろ過方式」でろ過
- 1.3.硬度35mg/Lの軟水(大阪・東京よりさらに軟水寄り)
- 2.札幌の水の武器:「水源」と「冷たさ」
- 2.1.水源の約9割が「支笏洞爺国立公園域の豊平川」
- 2.2.一年中冷たい(公式データで裏づけ)
- 2.3.冬に「白い水」が出る理由(害はありません)
- 2.4.遊び心たっぷりの公式企画「さっぽろGood Water!」
- 3.それでも「まずい」と感じるときの原因
- 3.1.「まずい」の声の多くは“建物側”が原因
- 3.2.カルキ臭やぬるさが気になるとき
- 4.おいしく飲むコツと選択肢
- 4.1.まずは冷やす(0円)
- 4.2.浄水ポットを使う(月数百円)
- 4.3.手間をかけたくないなら浄水型ウォーターサーバー
- 5.まとめ:札幌の水道水は、水源からして恵まれている
結論:札幌市の水道水は、そのまま飲める(公式データ)
札幌市で暮らす人が水道水をそのまま飲むことは、札幌市水道局の案内をふまえると問題ないと考えられます。
なぜなら、札幌市の水道水は国(水道法)が定めた水質基準をクリアした水として供給されているからです。
札幌市水道局は、毎月の検査結果について「検査結果はすべての項目で基準値を満たしており、安全で良好な水質を確認しています」と公表しています(確認 2026-07-15)。
まずは、札幌の水道水が「飲める」と言える基本データを整理しました。

(札幌市の水道水 基本データ。①水源=約9割が豊平川(支笏洞爺国立公園などの森が水源)②市内5浄水場すべて「急速ろ過方式」でろ過 ③硬度35mg/Lの軟水 ④水質基準の項目に農薬や市独自の項目も加えて「100項目以上」の検査、の4点をアイコンで並べ、下に「出典:札幌市水道局の案内より(2026年7月時点)」と小さく添える)
ここから、その中身を「検査」「浄水」「硬度」の3つに分けて見ていきます。
水質検査(札幌市水道局の案内より)
1つ目のポイントは、札幌の水道水がたくさんの検査を通っているということです。
札幌市水道局は、国が定めた水質基準の項目に加えて、農薬や市独自の項目まで合わせて「100項目以上の検査を行っています」と案内しています(さっぽろGood Water!・確認 2026-07-15)。
その検査で、先ほどの「すべての項目で基準値を満たしている」という結果が出ています。
つまり、飲んで大丈夫かどうかを、たくさんの角度からチェックしたうえで届けているということです。
市内5つの浄水場が「急速ろ過方式」でろ過
2つ目のポイントは、水のきれいにし方です。
札幌市には5つの浄水場があり、そのどれもが「急速ろ過方式」という方法で水をきれいにしています(確認 2026-07-15)。
なかでも白川浄水場は市内最大で、札幌市に水を届けているエリアのおよそ8割をまかなっています。
あとでくわしく見ますが、札幌はそもそもの水源がとても恵まれています。
もとの水がきれいなので、この急速ろ過できれいな水道水になっている、というのが札幌の水の特徴です。
硬度35mg/Lの軟水(大阪・東京よりさらに軟水寄り)
3つ目のポイントは、札幌の水道水が「軟水」だということです。
札幌市水道局によると、令和6年度の硬度は35mg/L(白川浄水場の給水栓水の平均値・範囲31〜40mg/L)でした(確認 2026-07-15)。
硬度が低い水はクセが少なく、口当たりがまろやかに感じられると言われています。
参考までに、公式データで比べると、大阪の硬度は42mg/L、東京の硬度は平均で約60mg/Lです。
数字だけで見れば、札幌の水道水は大阪や東京よりもさらに軟水寄りということになります。
同じシリーズで、大阪や東京の水道水も公式データでまとめています。
▶ 大阪の水道水はまずい?飲める?高度浄水処理の実力を公式で検証
札幌の水の武器:「水源」と「冷たさ」
ここからが、この記事のいちばんの見どころです。
札幌の水道水には、他の大都市にはなかなかない2つの武器があります。
それが「市内の上流にある恵まれた水源」と「一年中冷たい水」で、どちらも公式データで裏づけられています。

(札幌と東京の水温くらべ。左に「札幌:平均11.4℃(一年で5.1〜19.9℃)」、右に「東京:一年で8.3〜29.5℃」を温度計イラストで並べ、中央に「札幌の“一年の平均”は、東京の“真冬”並みの冷たさ」とコピーを置く。下に「出典:札幌市水道局(令和6年度)/東京都水道局(令和5年度)2026年7月時点」と小さく添える)
水源の約9割が「支笏洞爺国立公園域の豊平川」
まず武器の1つ目が、水源のよさです。
札幌市の水道水は、約9割を豊平川という川からとっています(確認 2026-07-15)。
この豊平川の上流には、豊平峡ダムと定山渓ダムという2つの大きなダムがあります。
そのダムがあるのは、支笏洞爺国立公園やその周りの国有林の中です。
開発が制限されたエリアなので、水源としてはとても恵まれている、と札幌市の水道ビジョンでも説明されています(第2次札幌水道ビジョン・確認 2026-07-15)。
しかもこの水は、人が多く住む市街地や工場地帯を通らずに、きれいなまま浄水場へと届きます。
大きな都市なのに、水源が市内の上流にあってきれいな森から流れてくる、というのは、じつはめずらしいことです。
ちなみに札幌市は、これまで一度も水不足を経験したことがないと案内しています(確認 2026-07-15)。
冬の雪が春にとけて水をたくわえてくれるので、水の量が安定しているのだそうです。
さらに2026年3月には、この大切な水源をもっと守るための新しい設備も使われ始めました。
一年中冷たい(公式データで裏づけ)
武器の2つ目が、水の冷たさです。
札幌市水道局のデータによると、令和6年度の水温は5.1〜19.9℃、平均で11.4℃でした(白川浄水場の給水栓水・確認 2026-07-15)。
いっぽう東京都水道局のデータでは、東京の水温は一年で8.3〜29.5℃です(令和5年度・確認 2026-07-15)。
ここで注目してほしいのが、札幌の「一年の平均」と、東京の「一年でいちばん低い水温」がほぼ同じという点です。
公式データで見ると、札幌の水道水の年間平均は、東京の真冬並みの冷たさということになります。
だから札幌では、夏でも蛇口から冷たい水がそのまま出てくることが多いのです。
比べた東京の水道水についても、同じ切り口で公式データをまとめた記事があります。
▶ 東京の水道水は飲める?水道局の公式データと「まずい」の正体
えっ、札幌って水道水がそんなに冷たいの?夏でもそのまま冷たいってこと?
そうなんだ。公式データだと、札幌の一年の平均水温は東京の真冬並み。だから冷蔵庫で冷やさなくても、けっこう冷たい水がそのまま飲めるんだよ!
冬に「白い水」が出る理由(害はありません)
札幌で冬をむかえると、蛇口の水が白くにごって見えることがあります。
結論から言うと、これは害のあるものではありません。
札幌市水道局によると、この白いにごりは「水道水に溶け込んだ空気が、無数の小さな泡になって出てきているもの」です(確認 2026-07-15)。
空気は水温が低いほど水に溶け込みやすいので、水が冷たい寒い季節ほど、この泡が出やすくなります。
コップにくんでしばらく置くと、下から順に透明になっていきます。
つまりこの「白い水」も、札幌の水が冷たいことの副産物で、心配いらないというわけです。
遊び心たっぷりの公式企画「さっぽろGood Water!」
もうひとつ、札幌の水を語るうえで外せないのが「さっぽろGood Water!」という公式の企画です。
これは札幌市水道局が、水道水のおいしさやしくみを楽しく伝えるために用意しているコンテンツです。
たとえば、市内すべての浄水場では、水の異常をいち早く見つけるために魚(ヤマメ)が飼われています。
その“番人ヤマメ”たちの人気投票「推しヤマメ総選挙」まで公式でやっているほど、遊び心たっぷりです。
ほかにも、忍者と水のしくみを学ぶ動画や、水博士検定というクイズ、施設をのぞけるVR探検などもそろっています。
浄水場に魚がいて、人気投票までしてるの…?なんだか楽しそう!
札幌市の水道局、けっこう本気で遊んでるんだ。それだけ自分たちの水に自信があるってことだね。
それでも「まずい」と感じるときの原因
ここまで見てきたように、札幌の水道水そのものは、きれいな水源から届くたくさんの検査を通った水です。
正直にお伝えすると、大阪のように「昔はまずいと言われていた」と水道局が自分で認めるような話は、今回の調査では見当たりませんでした。
むしろ札幌は、水源がそもそも恵まれているのが強みです。
では、なぜ「札幌の水はまずい」という声もあるのでしょうか。
実際の口コミを見ていくと、あるひとつの傾向が見えてきます。
「まずい」の声の多くは“建物側”が原因
住まいの相談Q&Aサイトでは、「札幌の水道水がまずい」という相談に対して、こんな回答が並んでいます。
「札幌市の水道水は、においもなく普通に飲めます」。
「変なにおいがするなら、建物についている貯水タンクが汚れていたり、配管がさびているのが原因では」。
つまり、「まずい」と感じる原因の多くは、水そのものよりも、蛇口に届くまでの建物側の環境にあるということです。
マンションやアパートには、水道の水をいったんタンクにためてから各部屋に送る「貯水槽(受水槽)」を使う建物があります。
このタンクの管理は建物の所有者・管理者の担当なので、掃除が行き届いていないと水の味に影響することがあります。
札幌市水道局によると、有効容量が10立方メートルを超える大きな貯水槽(簡易専用水道)は、法律で管理と検査が義務づけられています(確認 2026-07-15)。
さらに札幌市では、10立方メートル以下の小さな貯水槽についても、市の条例で「それに準じた管理」を求めています。
札幌市の場合、小さな貯水槽の設置者向けに無料の点検サービスも用意されています。
不安なときは、建物の管理会社や大家さんに「貯水槽の清掃・点検はしていますか?」と聞いてみると安心です。
カルキ臭やぬるさが気になるとき
もうひとつ、「まずい」と感じやすいのが、カルキ臭(塩素のにおい)です。
水道水には、蛇口に届くまで雑菌が増えないように塩素が入っています。
これは安全のためにあえて入れている成分なので、塩素のにおいはむしろきちんと消毒されている証拠とも言えます。
また、水はぬるいとにおいを感じやすくなります。
この点、札幌はもともと水が冷たいので、においを感じにくいという地の利があります。
カルキ臭など、水道水が「まずい」と感じる理由と対策は、別の記事でくわしくまとめています。
▶ 浄水型ウォーターサーバーがまずいと感じる理由|公式の対処法つき
おいしく飲むコツと選択肢
水道水は安全だとわかっても、「においだけは気になる」という人もいるはずです。
そこで、札幌の水道水をおいしく飲むコツを、お金のかからない順に紹介します。
まずは冷やす(0円)
いちばんラクでお金もかからないのが、冷やすことです。
水は冷たいほどにおいを感じにくく、おいしく感じやすいと言われています。
先に見たとおり、札幌はそもそも水が冷たいので、じつはこのコツと相性がとても良い土地です。
それでも夏場などに気になるときは、ボトルに入れて冷蔵庫で冷やしておくと、さらに飲みやすくなります。
ただし塩素が抜けた水は雑菌が増えやすいので、その日のうちに飲みきってください。
浄水ポットを使う(月数百円)
もう少し手軽においしくしたいなら、浄水ポットがおすすめです。
水道水を通すだけでカルキ臭のもとをこし取ってくれるので、冷やす以外の手間もほとんどいりません。
費用はカートリッジ代くらいで、交換の頻度にもよりますが月数百円ほどが目安です。
ちなみに札幌市の公式によると、水道水500mlの値段は約0.08円です(確認 2026-07-15)。
ペットボトルの水を買い続けるより、水道水を活かすほうが、お財布にはずっとやさしいというわけです。
一人暮らしがどんなふうに飲み水を用意しているのか、リアルな選択肢を知りたい人は、こちらの記事も参考になります。
▶ 一人暮らしの水どうしてる?4つの選択肢を月額実費で正直比較
手間をかけたくないなら浄水型ウォーターサーバー
カートリッジ交換すら面倒で、冷水も温水もすぐ使いたいなら、浄水型ウォーターサーバーという選択肢もあります。
これは水道水をそそぐだけで、内蔵フィルターを通したきれいな水を冷水・温水で使えるタイプです。
ボトルを注文して運んだり、ゴミを出したりする手間がないのが特長です。
ただし本体の月額がかかるので、「水道水そのままで十分」な人には必ずしも必要ありません。
浄水型ウォーターサーバーが自分に合うかどうかを、料金を実費で比較して判断したい人は、次の記事でくわしく解説しています。
▶ 浄水型ウォーターサーバーのデメリット全部見せ|後悔しない選び方
まとめ:札幌の水道水は、水源からして恵まれている
札幌市で暮らす人が水道水をそのまま飲むことは、札幌市水道局の案内をふまえると問題ないと考えられます。
約9割の水源が国立公園の森から流れる豊平川で、たくさんの検査を通った水が蛇口まで届いているからです。
しかも札幌には、他の大都市にはない武器が2つあります。
「市内の上流にある恵まれた水源」と、「東京の真冬並みに一年中冷たい水」です。
「まずい」という声もありますが、その多くは水そのものより、建物の貯水槽など蛇口までの環境が原因でした。
だから多くの一人暮らしは、水道水そのままか、月数百円の浄水ポットで十分です。
札幌の水道水・選択肢まとめ(ラクな順)
- ①水道水そのまま … 0円・そもそも冷たくて飲みやすい札幌向き
- ②冷やす … 0円・夏場などさらに飲みやすくしたい人に(その日のうちに飲みきる)
- ③浄水ポット … 月数百円・手間なくおいしくしたい人に
- ④浄水型ウォーターサーバー … コスパは要検討・冷水も温水も毎日使う人に
まずは今日、蛇口の水をコップ1杯そのまま飲んでみてください。
「札幌の水って、意外とそのままでいけるな」と感じられるはずです。
札幌の水は、水源からしてめぐまれてるんだ。まずは水道水か浄水ポットで様子を見て、それでも冷水も温水も毎日たっぷり使いたくなったら、サーバーのコスパだけ確認しておこう!
浄水型ウォーターサーバーが自分に必要か・不要かを、料金を実費で比較して判断したい人は、次の記事をどうぞ。