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こんにちは、『ラクして暮らす』運営者のやすです。
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名古屋で一人暮らしを始めたんだけど…水道水ってそのまま飲んでいいのかな?「名古屋の水はまずい」なんて話も聞くし、ちょっと不安で…
その不安、よくわかるよ。でも安心して。名古屋市上下水道局は、水道水をそのまま飲めるものとして届けてくれてるんだ。しかも名古屋の水は、大都市の中でいちばん軟らかい「超軟水」なんだよ!
先に結論をお伝えします。
名古屋市上下水道局によると、名古屋市の水道水はそのままでも安心して飲めるとされています。
国が定めた水道法の水質基準をクリアした水が、各家庭の蛇口まで届けられているからです。
この記事でわかること
- 名古屋の水道水がそのまま飲めると言える公式の根拠
- 硬度18mg/Lという「大都市で最も軟らかい水」の中身(公式が自ら発信しています)
- 名古屋が高度浄水処理をしていない理由(大阪・東京とは真逆です)
- 気になるときの原因と、今おいしく飲むコツ
それでは、くわしく見ていきましょう。
目次
- 1.結論:名古屋市の水道水は、そのまま飲める(公式データ)
- 1.1.水質基準と検査(名古屋市上下水道局の案内より)
- 1.2.硬度18mg/Lの超軟水(大都市でいちばん軟らかい)
- 1.3.浄水の方法(緩速ろ過と急速ろ過)
- 2.公式が自ら「おいしい」と言い切る理由
- 2.1.硬度18の超軟水——公式が自ら都市間比較を公表
- 2.2.市民1万人アンケートで満足度1位・15年連続TOP5
- 2.3.高度浄水処理を導入していない理由
- 2.4.ペットボトル水「名水」は今も販売中
- 3.それでも「まずい」と感じるときの原因
- 3.1.建物の貯水槽や給水方式
- 3.2.カルキ臭やぬるさが気になるとき
- 4.おいしく飲むコツと選択肢
- 4.1.まずは冷やす(0円)
- 4.2.浄水ポットを使う(月数百円)
- 4.3.手間をかけたくないなら浄水型ウォーターサーバー
- 5.まとめ:名古屋の水道水はそのまま飲める。しかも大都市で最も軟らかい
結論:名古屋市の水道水は、そのまま飲める(公式データ)
名古屋市で暮らす人が水道水をそのまま飲むことは、名古屋市上下水道局の案内をふまえると問題ないと考えられます。
なぜなら、名古屋市の水道水は国(水道法)が定めた水質基準をすべてクリアした水として供給されているからです。
名古屋市上下水道局の公式資料では、「水道法で定められた水質基準に加え、名古屋市独自の項目も測定して安全を確認している」と案内されています(確認 2026-07-15)。
まずは、名古屋市の水道水が「飲める」と言える基本データを整理しました。

(名古屋市の水道水 基本データ。①水源=木曽川(犬山市・一宮市の取水場) ②硬度18mg/Lの超軟水(大都市で最も低い) ③水質基準は法定51項目+名古屋市独自58項目 ④色・濁り・残留塩素は25カ所で24時間連続監視、の4点をアイコンで並べ、下に「出典:名古屋市上下水道局の案内より(2026年7月時点)」と小さく添える)
ここから、その中身を「検査」「硬度」「浄水の方法」の3つに分けて見ていきます。
水質基準と検査(名古屋市上下水道局の案内より)
1つ目のポイントは、名古屋の水道水がきびしい検査を通っているということです。
名古屋市上下水道局の公式資料によると、名古屋の水道水は水道法で定められた51項目の水質基準に加えて、名古屋市が独自に58項目を測定して安全を確認しています。
さらに、色・濁り・残留塩素の3項目については、給水区域内の25カ所で毎日24時間、連続して監視していると案内されています。
つまり、飲んで大丈夫かどうかを、たくさんの角度からチェックしたうえで届けているということです。
ひとつだけ正直にお伝えすると、この「51項目」という数字は、名古屋市の資料の中でも発行時期によって「52項目」と書かれている場合があります。
これは国の水質基準の項目数が時期によって見直されたためと考えられますが、いずれにしても数十項目の基準をクリアした水が届いているという点は変わりません。
硬度18mg/Lの超軟水(大都市でいちばん軟らかい)
2つ目のポイントは、名古屋の水道水が「超軟水」だということです。
名古屋市上下水道局の公式資料には、名古屋の水道水の硬度が18mg/Lと記載されています(令和元年度の平均値・確認 2026-07-15)。
別のページでは19mg/L(令和2年度の平均値)とも紹介されていますが、どちらも「軟水」の中でもかなり低い数値です。
硬度が低い水はクセが少なく、口当たりがまろやかに感じられると言われています。
この硬度の低さを、名古屋市上下水道局は自ら他の大都市と比べて公表しています。
くわしい比較や「おいしい」と言われる根拠は、次の章でまとめて見ていきます。
浄水の方法(緩速ろ過と急速ろ過)
3つ目は、名古屋がどうやって水をきれいにしているかです。
名古屋市の浄水場では、「緩速ろ過」と「急速ろ過」という方法で水道水がつくられています。
とくに緩速ろ過は、名古屋で最初につくられた鍋屋上野浄水場で、1914年(大正3年)の創設当時から使われている歴史ある方法です。
緩速ろ過は、砂の表面にできる微生物の膜の働きで、濁りやにおいのもとをゆっくり取り除くしくみだと名古屋市は説明しています。
じつはここに、名古屋の水道水の大きな特徴があります。
大阪や東京が採用している「高度浄水処理」を、名古屋は導入していないのです。
その理由も、次の章でくわしく見ていきます。
なお、東京・大阪の水道水を同じ切り口で公式データからまとめた記事もあります。
▶ 東京の水道水は飲める?水道局の公式データと「まずい」の正体
▶ 大阪の水道水はまずい?飲める?高度浄水処理の実力を公式で検証
公式が自ら「おいしい」と言い切る理由
結論から言うと、名古屋市上下水道局は、自分たちの水道水を「おいしい」と自信を持って発信しています。
その理由は、もともとの水源(木曽川)がきれいで、大都市の中でいちばん硬度が低い水を届けられているからだと、公式が説明しているためです。
ここで大事なことをお伝えします。
「おいしい」と決めているのは名古屋市の公式であって、このブログが味を判定しているわけではありません。
ここでは、あくまで公式がどんな根拠で「おいしい」と言っているのかを、データで紹介していきます。

(大都市の硬度くらべ。棒グラフで「名古屋18/神戸38/大阪41/京都41/横浜59/東京70(mg/L)」を低い順に並べ、名古屋のバーだけ色を変えて強調。下に「出典:名古屋市上下水道局の公式資料より(令和元年度・各都市公表値を名古屋市が算出/2026年7月時点)」と小さく添える)
硬度18の超軟水——公式が自ら都市間比較を公表
まず注目したいのが、名古屋市が自分から他都市と硬度を比べて公表している点です。
名古屋市上下水道局の公式資料には、次のような都市ごとの硬度が載っています(令和元年度・確認 2026-07-15)。
- 名古屋市:18mg/L
- 神戸市:38mg/L
- 大阪市:41mg/L
- 京都市:41mg/L
- 横浜市:59mg/L
- 東京都:70mg/L
これは各都市が公表している値をもとに、名古屋市上下水道局が算出したものです。
名古屋の18mg/Lは、東京の約4分の1という低さで、6都市の中でいちばん軟らかい水です。
硬度がこれだけ低い理由も、名古屋市は説明しています。
水源の木曽川が、火山性の地質を急な流れで下ってくるため、石灰質(硬度のもと)を溶かし込む時間が短いのだそうです。
また名古屋市は、硬度の低い軟水について「ごはんがふっくら炊け、昆布などのだしもよく取れる」「せっけんの泡立ちが良く、汚れがきれいに落ちる」といったメリットも紹介しています。
市民1万人アンケートで満足度1位・15年連続TOP5
次に、名古屋市は「おいしい」という評価を数字でも公表しています。
名古屋市上下水道局の公式資料によると、令和4年7月に実施した「名古屋市民1万人アンケート」で、「いつでも安心しておいしい水が飲める」という項目が全79項目中で第1位になりました(確認 2026-07-15)。
くらしに関する79個の項目の中で、水道水の満足度がいちばん高かったということです。
さらに、市政世論調査でも「なごやの水道水がおいしい」は15年連続でTOP5に入っていると紹介されています(平成18年度〜令和2年度)。
直近の令和6年度のアンケートでも、約8割の利用者が名古屋の水道水を「おいしい」と評価したと公式は案内しています。
民間の研究者からも近い評価があります。
ミツカン水の文化センターの機関誌では、専門家のコメントとして「名古屋の水道水は、実際に高い評価を受けています。その理由の第一は、主な水源である木曽川がきれいなこと」と紹介されています(確認 2026-07-15)。
高度浄水処理を導入していない理由
ここが、名古屋がいちばんユニークなところです。
大阪や東京は、「高度浄水処理」というオゾンと活性炭を使った追加の処理で水をきれいにしています。
ところが、名古屋市は高度浄水処理を導入していません。
これは推測ではありません。
名古屋市上下水道局が公開している「高度浄水処理施設を持つ水道事業体の一覧」を見ると、東京都や大阪市などは載っていますが、名古屋市の名前はそこに含まれていないのです(確認 2026-07-15)。
名古屋が使っているのは、前の章で紹介した緩速ろ過と急速ろ過です。
では、なぜ追加の処理をしなくても「おいしい」と言えるのでしょうか。
名古屋市の公式資料は、水源である木曽川の水質の良さをくり返し強調しています。
つまり、もともとの水がきれいなので、大阪や東京のような追加のオゾン処理をしなくても基準を満たせているという構図だと考えられます。
「浄水場がたくさん処理してくれているからおいしい」ではなく、「そもそもの水が良いからおいしい」という、大阪・東京とは真逆の強みだと言えます。
ペットボトル水「名水」は今も販売中
名古屋市には、水道水を使った公式のペットボトル水「名水(めいすい)」もあります。
しかもこの「名水」は、2026年1月時点でも販売が続いています(確認 2026-07-15)。
中身は次のとおりです。
- アルミボトル缶490ml×24本入りで、1箱2,200円(税込・送料無料)
- 賞味期限は2035年11月までと長く、災害時の備蓄を前提にした商品
- コンビニ等での店頭販売ではなく、配達販売が中心
ふだん飲み用というより「非常用の備蓄」に向いた商品ですが、名古屋市が水道水の品質に自信を持っていることが伝わる取り組みです。
えっ、追加の処理をしてないのに大都市でいちばん軟らかい水なの?知らなかった…
そうなんだ。名古屋は「浄水場でがんばる」んじゃなくて「もとの木曽川がきれい」っていうタイプ。だから公式も自信を持って『おいしい』って言ってるんだよ!
それでも「まずい」と感じるときの原因
ここまで見てきたように、名古屋の水道水そのものは、きびしい検査を通った軟らかい水です。
それでも「なんだか味やにおいが気になる」というときは、水そのものより“蛇口に届くまでの環境”に原因があることがほとんどです。
代表的なものを2つに分けて見ていきます。
建物の貯水槽や給水方式
1つ目は、マンションやアパートの貯水槽(受水槽)です。
建物によっては、水道の水をいったんタンクにためてから各部屋に送る「受水槽方式」が使われています。
このタンクの管理は建物の所有者・管理者の担当なので、掃除が行き届いていないと水の味に影響することがあります。
名古屋市上下水道局によると、有効容量が10立方メートルを超える大きな貯水槽(簡易専用水道)は、年1回の清掃と検査が義務づけられています(確認 2026-07-15)。
この検査を受けないままにしておくと、100万円以下の罰金の対象になることもあると案内されています。
さらに名古屋市の場合、10立方メートル以下の小さな貯水槽についても、市独自の要綱で点検を受けるようすすめており、無料の点検サービスも用意しています。
不安なときは、建物の管理会社や大家さんに「貯水槽の清掃・検査はしていますか?」と聞いてみると安心です。
なお、名古屋市では貯水槽を使わず、配水管の水を直接各戸に届ける「直結給水」も広がっています。
直圧方式なら5階まで、ポンプで加圧する方式なら10階程度(設備によっては30階程度)まで、タンクを介さず届けられると案内されています。
カルキ臭やぬるさが気になるとき
2つ目は、カルキ臭(塩素のにおい)や、水がぬるいことです。
水道水には、蛇口に届くまで雑菌が増えないように塩素が入っています。
これは安全のためにあえて入れている成分なので、塩素のにおいはむしろきちんと消毒されている証拠とも言えます。
また、水はぬるいとにおいを感じやすくなるため、「まずい」と感じる一因になりがちです。
カルキ臭やぬるさなど、水道水が「まずい」と感じる理由と対策は、別の記事でくわしくまとめています。
▶ 浄水型ウォーターサーバーがまずいと感じる理由|公式の対処法つき
おいしく飲むコツと選択肢
水道水は軟らかくて飲みやすいとわかっても、「においだけは気になる」という人もいるはずです。
そこで、名古屋の水道水をおいしく飲むコツを、お金のかからない順に紹介します。
まずは冷やす(0円)
いちばんラクでお金もかからないのが、冷やすことです。
水は冷たいほどにおいを感じにくく、おいしく感じやすいと言われています。
一般に、水がおいしいと感じられる温度はおおむね10〜20℃くらいと言われています。
水道水をボトルに入れて冷蔵庫で冷やしておくだけで、ぐっと飲みやすくなります。
ただし塩素が抜けた水は雑菌が増えやすいので、その日のうちに飲みきってください。
浄水ポットを使う(月数百円)
もう少し手軽においしくしたいなら、浄水ポットがおすすめです。
水道水を通すだけでカルキ臭のもとをこし取ってくれるので、冷やす以外の手間もほとんどいりません。
費用はカートリッジ代くらいで、交換の頻度にもよりますが月数百円ほどが目安です。
一人暮らしがどんなふうに飲み水を用意しているのか、リアルな選択肢を知りたい人は、こちらの記事も参考になります。
▶ 一人暮らしの水どうしてる?4つの選択肢を月額実費で正直比較
手間をかけたくないなら浄水型ウォーターサーバー
カートリッジ交換すら面倒で、冷水も温水もすぐ使いたいなら、浄水型ウォーターサーバーという選択肢もあります。
これは水道水をそそぐだけで、内蔵フィルターを通したきれいな水を冷水・温水で使えるタイプです。
ボトルを注文して運んだり、ゴミを出したりする手間がないのが特長です。
ただし本体の月額がかかるので、「水道水そのままで十分」な人には必ずしも必要ありません。
浄水型ウォーターサーバーが自分に合うかどうかを、料金を実費で比較して判断したい人は、次の記事でくわしく解説しています。
▶ 浄水型ウォーターサーバーのデメリット全部見せ|後悔しない選び方
まとめ:名古屋の水道水はそのまま飲める。しかも大都市で最も軟らかい
名古屋市で暮らす人が水道水をそのまま飲むことは、名古屋市上下水道局の案内をふまえると問題ないと考えられます。
水源の木曽川の水を緩速ろ過・急速ろ過できれいにし、水道法の水質基準に加えて名古屋市独自の項目もクリアした水が、蛇口まで届いているからです。
そして名古屋の水道水は、硬度18mg/Lという大都市でいちばん軟らかい「超軟水」です。
大阪や東京のような高度浄水処理をしていないのに「おいしい」と公式が言い切れるのは、そもそもの木曽川の水がきれいだからだと考えられます。
だから名古屋で暮らす多くの一人暮らしは、水道水そのままか、月数百円の浄水ポットで十分です。
名古屋の水道水・選択肢まとめ(ラクな順)
- ①水道水そのまま … 0円・軟水でクセが少ない。においが気にならない人はこれでOK
- ②冷やす … 0円・においを感じにくくしたい人に(その日のうちに飲みきる)
- ③浄水ポット … 月数百円・手間なくおいしくしたい人に
- ④浄水型ウォーターサーバー … コスパは要検討・冷水も温水も毎日使う人に
まずは今日、蛇口の水を冷蔵庫で冷やすところから試してみてください。
もともと軟らかい水なので、「名古屋の水道水、意外といけるかも」と感じられるはずです。
名古屋の水はもともと軟らかくてクセが少ないんだ。まずは水道水か浄水ポットで様子を見て、それでも冷水・温水を毎日たっぷり使いたくなったら、サーバーのコスパだけ確認しておこう!
浄水型ウォーターサーバーが自分に必要か・不要かを、料金を実費で比較して判断したい人は、次の記事をどうぞ。