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こんにちは、『ラクして暮らす』運営者のやすです。
このブログでは、各社の公式サイトから料金を実費ベースで計算して比較しています。「契約しない方がいい」という結論も、遠慮なくそのまま書きます。
川崎で一人暮らしを始めたんだけど…水道水ってそのまま飲んでいいのかな?工業都市ってイメージだし、「都会の水はまずい」って聞いたこともあって、ちょっと不安で…
その気持ち、よくわかるよ。でも安心して、川崎市上下水道局は水道水をそのまま飲めるものとして届けてくれてるんだ。しかも川崎の水には、「工業都市」のイメージをくつがえす“意外な事実”がかくれてるんだよ。
先に結論をお伝えします。
川崎市上下水道局によると、川崎市の水道水はそのまま飲めるものとして各家庭に届けられています。
国が定めた水道法の水質基準をクリアした水が、蛇口まで送られているからです。
- 川崎の水道水がそのまま飲めると言える公式の根拠
- じつは川崎の飲み水は「多摩川」ではないという意外な真実(公式データつき)
- 工業都市・川崎を“つくった”水道の歴史と、日本初の公営工業用水道の話
- 市内13地点でほぼ同じだった硬度と、それでも「まずい」と感じるときの原因・おいしく飲むコツ
それでは、くわしく見ていきましょう。
目次
- 1.結論:川崎市の水道水は、そのまま飲める(公式データ)
- 1.1.水質検査の体制(川崎市上下水道局の案内より)
- 1.2.川崎の飲み水は「多摩川」じゃない——水源は相模川水系の4つの湖
- 1.3.硬度は市内13地点でほぼ同じ——「どこに住んでも同じ水質」
- 2.川崎の水の武器:多摩川ミステリーと、街をつくった水道
- 2.1.川崎の飲み水は、実は多摩川じゃない(でも工業用水は多摩川)
- 2.2.工業都市・川崎をつくったのは、水道だった
- 2.3.どこに住んでもほぼ同じ硬度——「格差がない」という安心
- 2.4.3つの浄水場を1つに——全国に先がけた水道のスリム化
- 3.それでも「まずい」と感じるときの原因
- 3.1.「工業都市=水がまずそう」という先入観
- 3.2.カルキ臭・建物側の要因
- 4.おいしく飲むコツと選択肢
- 4.1.まずは冷やす(0円)
- 4.2.浄水ポットを使う(月数百円)
- 4.3.手間をかけたくないなら浄水型ウォーターサーバー
- 5.まとめ:多摩川ミステリーと、街をつくった川崎の水道
結論:川崎市の水道水は、そのまま飲める(公式データ)
川崎市で暮らす人が水道水をそのまま飲むことは、川崎市上下水道局の案内をふまえると問題ないと考えられます。
なぜなら、川崎市の水道水は国(水道法)が定めた水質基準をクリアした水として供給されているからです。
川崎市上下水道局は、水道法にもとづく52項目の基準に沿って検査を行い、その結果をホームページで公開しています。
*川崎市上下水道局「水質基準」から抜粋(2026年7月20日確認)
ここから、その中身を「検査」「水源」「硬度」の3つに分けて見ていきます。
水質検査の体制(川崎市上下水道局の案内より)
1つ目のポイントは、川崎の水道水がたくさんの地点で検査されているということです。
川崎市上下水道局は、水道法で定められた52項目(健康にかかわる32項目+色やにおいなど生活上の20項目)を基準に検査を行っています。
検査する場所は、市内の公園などにある給水栓(各家庭の蛇口にあたる場所)13カ所です。
さらに、市内20カ所には水質を自動で測る装置が置かれていて、濁り・色・残留塩素の濃度を24時間連続でチェックしています。
近年話題になっているPFAS(有機フッ素化合物)も、検査の対象に入っています。
*川崎市上下水道局「水質検査結果」から抜粋(2026年7月20日確認)
ちなみに川崎市の水道は、令和5年度末で給水人口154万8,226人、普及率は99.99%です。
*川崎市上下水道局「業務実績の推移(水道事業)」から抜粋(2026年7月20日確認)
つまり、150万人を超える人の暮らしを、いくつもの地点でこまかくチェックしながら支えているということです。
川崎の飲み水は「多摩川」じゃない——水源は相模川水系の4つの湖
ここが、この記事の最初の“意外な真実”です。
川崎と聞くと、多摩川を思いうかべる人が多いと思います。
でも結論から言うと、川崎の飲み水(水道水)は、多摩川ではなく、相模川水系の水です。
川崎市上下水道局によると、川崎の水道水の水源は、次の4つの湖です。
- 相模湖・津久井湖(相模川の上流)
- 丹沢湖(酒匂川の上流)
- 宮ケ瀬湖(中津川の上流)
いずれも神奈川県内にある湖で、川崎の水道はこの水を浄水場できれいにして各家庭に届けています。
供給のしくみを、公式の数字(給水能力ベース)で見てみましょう。
区分 | おもな水源 | 割合 |
|---|---|---|
自己水源(長沢浄水場) | 相模川水系(津久井湖など) | 約33% |
神奈川県内広域水道企業団からの受水 | 酒匂川・相模川水系(丹沢湖・宮ケ瀬湖など) | 約67% |
(川崎市上下水道局「水道事業の施設」の給水能力の内訳より・令和3年3月末現在)
表のとおり、川崎が自分でまかなっている「自己水源」は全体の3分の1ほどで、残りの3分の2は神奈川県内広域水道企業団(けんない広域水道企業団)から買っている水です。
自己水源をきれいにしているのが、多摩区三田にある「長沢(ながさわ)浄水場」で、急速ろ過という方式で1日28万m³の水を処理する能力があります。
*川崎市上下水道局「水道事業の施設」から抜粋(2026年7月20日確認)
ここで気になるのが、「じゃあ多摩川の水はどこへ行ったの?」という点ですよね。
じつはこの“多摩川ミステリー”には、川崎ならではのおもしろい答えがあります。
その話は、このあとの「川崎の水の武器」でくわしくお伝えします。
なお、川崎と同じ神奈川県内広域水道企業団の水を使っているお隣・横浜市についても、同じ切り口で公式データをまとめています。
▶ 横浜の水道水はまずい?飲める?近代水道発祥の地の今を公式で検証
硬度は市内13地点でほぼ同じ——「どこに住んでも同じ水質」
3つ目のポイントは、水の硬度(かたさ)です。
硬度とは、水にふくまれるカルシウムやマグネシウムの量を表す数字です。
この数字が低いほど「軟水」でクセが少なく、高いほど「硬水」でしっかりした口当たりになると言われています。

川崎市上下水道局の「水道Q&A」では、川崎の水道水を「硬度が約40mg/Lから70mg/L程度で軟水です」と説明しています。
*川崎市上下水道局「水道Q&A」から抜粋(2026年7月20日確認)
では、実際の値はどれくらいなのでしょうか。
川崎市上下水道局が公開している市内給水栓の水質検査結果(2026年4月採水分)のPDFから、当ブログが13地点ぶんの硬度を1つずつ読み取り、他の都市とならべて整理しました。
都市 | 硬度(mg/L) |
|---|---|
名古屋 | 18 |
札幌 | 35 |
大阪 | 41 |
福岡市 | 41 |
東京 | 70 |
北九州(区で違う) | 28〜95 |
川崎(市内13地点) | 55〜61 |
(他都市は各局公式または当ブログ既存の公式実績値、川崎は川崎市上下水道局の市内給水栓水質検査結果PDFから当ブログが集計・確認 2026-07-20)
*川崎市上下水道局「水質検査結果」の市内給水栓水質検査結果PDF(13地点)をもとに当ブログが集計(2026年7月20日確認)
川崎の水道水は、東京(70mg/L)より少し低めで、大阪や福岡(41mg/L)より少し高めの、まん中あたりの軟水でした。
そして川崎でいちばんおもしろかったのが、13地点の値のそろい方です。
麻生区・宮前区・高津区・幸区・川崎区・中原区・多摩区と、市内をあちこち回っても、どの地点も55〜61mg/Lという、とても狭い範囲におさまっていました。
ここで1つ、正直にお伝えしておきます。
川崎市の給水栓での硬度は、年1回・4月の採水分のみ数値が公表されているため、夏や冬の細かな変動まではこのデータではわかりません。
それでも、同じ時期に測った13地点がここまでそろっているのは、川崎の水の1つの個性と言えそうです。
この「どこでもほぼ同じ」という特徴が、なぜ武器になるのか——それは次の章でお話しします。
川崎の水の武器:多摩川ミステリーと、街をつくった水道
ここからは、川崎の水ならではの「武器」を紹介します。
じつは川崎の水道には、「飲み水は多摩川じゃない」という意外な事実や、工業都市・川崎そのものをつくった100年の歴史があります。
ふだん何気なく使っている蛇口の水が、そう思うと少し見え方が変わってくるはずです。
川崎の飲み水は、実は多摩川じゃない(でも工業用水は多摩川)
まず1つ目の武器が、さきほどの“多摩川ミステリー”の答えです。

川崎にとって多摩川は、とても身近な川です。
だからこそ「川崎の水道水=多摩川の水」と思っている人が多いのですが、飲み水(上水道)は多摩川をまったく使っていません。
川崎の飲み水は、前の章で見たとおり、相模川水系の4つの湖の水です。
では多摩川はどこで使われているのかというと、答えは「工業用水道」です。
川崎市上下水道局によると、多摩川の水は工場などで使う工業用水の水源として、多摩区の生田(いくた)浄水場や稲田(いなだ)取水所で取水されています。
*川崎市上下水道局「工業用水道事業の施設」および「水道事業の施設」から抜粋(2026年7月20日確認)
つまり川崎では、飲み水は相模川水系、工場の水は多摩川、というふうに水源がきれいに分かれているというわけです。
えっ、川崎の水って多摩川じゃないの!?てっきり多摩川の水を飲んでると思ってた…!
多くの人がそう思ってるんだ。でも飲み水(上水道)は多摩川をまったく使ってなくて、津久井湖や丹沢の水なんだよ。多摩川を使ってるのは、工場向けの「工業用水道」のほう。ここを分けて覚えておくとスッキリするよ。
工業都市・川崎をつくったのは、水道だった
2つ目の武器は、川崎の水道が歩んできた100年の歴史です。
じつは川崎は、もともと水にとても苦労した町でした。
川崎市市民ミュージアムの企画展の紹介によると、明治のころの川崎は井戸水がほとんど得られず、二ヶ領用水などの水を売り歩く「水屋(みずや)」に頼るような、水不足の町だったそうです。
そこで町は「工場をよぶことが100年の方針」と決め、工場をよぶために欠かせない水道の整備に力を入れました。
*川崎市市民ミュージアム「給水開始100年 ー近代川崎を切り拓いた水道ー」から抜粋(2026年7月20日確認)
こうして大正10年(1921年)7月1日に、川崎で初めての水道が完成し、給水が始まりました。
当初の水源は、じつは多摩川でした。
ところが昭和6年(1931年)ごろから工業用の水の需要が一気に増え、多摩川の水だけではまかないきれなくなります。
そこで川崎は、昭和27年(1952年)に約21.6kmもの導水トンネルを完成させ、相模川から水を引けるようにしました。
これが、飲み水の水源が「多摩川から相模川へ」と切り替わった大きな転換点です。
さらに水が足りなくなると、酒匂川の開発(三保ダム)によって神奈川県内広域水道企業団がつくられ、昭和55年(1980年)度に完成しました。
いま川崎が水の3分の2を買っている相手が、この企業団です。
そしてもう1つ、川崎らしい記録があります。
工場のための「工業用水道」は、昭和12年に、日本で最初の公営(自治体がやる)工業用水道事業として給水を始めました。
*川崎市上下水道局「川崎水道100年の歴史」から抜粋(2026年7月20日確認)
つまり川崎は、水道で工場をよび、工場が増えたから水源を多摩川から相模川へ広げていったという、水と街の成長がぴったり重なった都市なのです。
水がなかった町が、水道を引いて工業都市になったなんて…なんだかドラマみたい。
そうなんだ。川崎にとって水道は、街そのものをつくった土台なんだよ。しかも工業用水道は、日本で最初の公営事業。「工業都市=水がまずそう」どころか、水にいちばん力を入れてきた街とも言えるんだ。
どこに住んでもほぼ同じ硬度——「格差がない」という安心
3つ目の武器は、前の章でふれた硬度の“そろい方”です。
結論から言うと、川崎は市内13地点の硬度が55〜61mg/Lにそろっていて、どの区に住んでもほぼ同じ水質でした。
これは、部屋さがしをする人にとって地味にうれしいポイントです。
都市によっては、住むエリアや浄水場によって水の硬さがけっこう変わることがあります。
たとえば北九州市は、浄水場によって硬度が28〜95mg/Lと、最大で3倍以上の差がありました。
これはこれで「エリアごとに水の個性がある」というおもしろさなのですが、川崎はその逆で、どこでもほぼ同じというタイプでした。
だから川崎で引っ越しをしても、「前の家より水が変わった」と感じることは少なそうです。
硬度がエリアで大きく変わる都市の例は、こちらの記事でくわしく見ています。
▶ 北九州市の水道水はまずい?飲める?区で違う硬度を公式で検証
3つの浄水場を1つに——全国に先がけた水道のスリム化
最後の武器は、あまり知られていない“縁の下の工夫”です。
川崎はかつて、長沢・潮見台・生田という3つの上水道の浄水場を持っていました。
これを、水を使う量が減っていく未来を見こして、長沢浄水場1つに集約しました。
川崎市上下水道局によると、この「ダウンサイジング(規模の最適化)」を、全国に先がけて平成29年(2017年)3月に完了したそうです。
*川崎市上下水道局「川崎水道100年の歴史」から抜粋(2026年7月20日確認)
集約先の長沢浄水場では、大きな太陽光発電と蓄電池を取り入れています。
国土交通省に提出された川崎市上下水道局の資料によると、これにより場内で使う電気の20%(年間約113万kWh、家庭およそ313世帯ぶん)を減らしているとのことです。
*国土交通省(川崎市上下水道局作成)「川崎市におけるダウンサイジングを踏まえた強靭な施設再構築の取組み」から抜粋(2026年7月20日確認)
華やかな話ではありませんが、こうした地道な工夫が、これからも安定して水を届けるための土台になっています。
それでも「まずい」と感じるときの原因
ここまで見てきたように、川崎の水道水は、いくつもの地点で検査を通った水です。
それでも「川崎の水はまずいのでは?」と不安になる声があるのも事実です。
その正体は、じつは水質そのものよりも“ある思いこみ”や“建物側の環境”にあることが多いので、順番に見ていきます。
「工業都市=水がまずそう」という先入観
まず、川崎ならではの「まずそう」の正体からお話しします。
結論から言うと、川崎の「まずそう」の多くは、水質そのものより「工業都市だから水もよくないはず」という先入観から来ています。
実際にネット上の質問を見てみると、「地方出身の親から“都会の水はまずい”と聞いた」といった、引っ越し前の不安の声が見られます。
ただ、それに対する回答のほうは、じつはポジティブなものが中心でした。
たとえば「川崎は津久井湖や丹沢の天然水が使われていて、極めて美味しい方だ」「50年近く飲んでいるが問題ない」といった声です。
*参考:Yahoo!知恵袋の川崎市の水道水に関する質問(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12148074162・2026年7月20日確認)。内容は要約して紹介しています。
この記事の前半で見たとおり、川崎の水源は相模川水系の湖で、硬度もクセの少ない軟水でした。
「工業都市」というイメージと、実際の水源のよさとのあいだにギャップがあるぶん、飲む前は身がまえてしまう——それが川崎の「まずそう」の正体に近いと言えます。
カルキ臭・建物側の要因
もうひとつの原因が、水質そのものではなく、においや建物側の要因です。
結論から言うと、「まずい」と感じる原因の多くは、水そのものよりも、蛇口に届くまでの環境にあることが多いです。
1つ目が、塩素のにおい(カルキ臭)です。
水道水には、蛇口に届くまで衛生的に保つために塩素が入っています。
これは安全のためにあえて入れている成分なので、塩素のにおいは、むしろきちんと消毒されている証拠とも言えます。
川崎市上下水道局も、塩素臭は一晩くみ置いたり、湯冷ましにしたりすると感じにくくなると案内しています。
2つ目が、建物側の要因です。
マンションやアパートには、水道の水をいったんタンクにためてから各部屋に送る「貯水槽(受水槽)」を使う建物があります。
このタンクの管理は建物の所有者・管理者の担当なので、掃除が行き届いていないと水の味やにおいに影響することがあります。
3つ目が、配管です。
川崎市上下水道局によると、金属のようなにおいがするときは、新しい配管や古くなった配管から鉄などが溶け出していることがあるそうです。
*川崎市上下水道局「水道Q&A」から抜粋(2026年7月20日確認)
不安なときは、建物の管理会社や大家さんに「貯水槽の清掃・点検はしていますか?」と聞いてみると安心です。
カルキ臭など、水道水が「まずい」と感じる理由と対策は、別の記事でもくわしくまとめています。
▶ 浄水型ウォーターサーバーがまずいと感じる理由|公式の対処法つき
おいしく飲むコツと選択肢
水道水は安全だとわかっても、「においだけは気になる」という人もいるはずです。
そこで、川崎の水道水をおいしく飲むコツを、お金のかからない順に紹介します。
まずは冷やす(0円)
いちばんラクでお金もかからないのが、冷やすことです。
水は冷たいほどにおいを感じにくく、おいしく感じやすいと言われています。
水道水をボトルに入れて冷蔵庫で冷やしておくだけで、ぐっと飲みやすくなります。
ただし塩素が抜けた水は雑菌が増えやすいので、その日のうちに飲みきってください。
浄水ポットを使う(月数百円)
もう少し手軽においしくしたいなら、浄水ポットがおすすめです。
水道水を通すだけでカルキ臭のもとをこし取ってくれるので、冷やす以外の手間もほとんどいりません。
費用はカートリッジ代くらいで、交換の頻度にもよりますが月数百円ほどが目安です。
ペットボトルの水を買い続けるより、水道水を活かすほうが、お財布にはずっとやさしいというわけです。
手間をかけたくないなら浄水型ウォーターサーバー
カートリッジ交換すら面倒で、冷水も温水もすぐ使いたいなら、浄水型ウォーターサーバーという選択肢もあります。
これは水道水をそそぐだけで、内蔵フィルターを通したきれいな水を冷水・温水で使えるタイプです。
ボトルを注文して運んだり、ゴミを出したりする手間がないのが特長です。
ただし本体の月額がかかるので、「水道水そのままで十分」な人には必ずしも必要ありません。
浄水型ウォーターサーバーが自分に合うかどうかを、料金を実費で比較して判断したい人は、次の記事でくわしく解説しています。
▶ 浄水型ウォーターサーバーのデメリット全部見せ|後悔しない選び方
まとめ:多摩川ミステリーと、街をつくった川崎の水道
川崎市で暮らす人が水道水をそのまま飲むことは、川崎市上下水道局の案内をふまえると問題ないと考えられます。
いくつもの地点で検査を通った水が、150万人を超える人の蛇口に届いているからです。
そして川崎の水の大きな“意外な真実”は、飲み水が多摩川ではなく、相模川水系の4つの湖の水だったことでした。
多摩川は、飲み水ではなく工場向けの工業用水道の水源として使われていました。
さらに川崎には、水道で工場をよび、街そのものを育ててきた100年の歴史や、日本初の公営工業用水道、市内13地点でほぼ同じという硬度など、工業都市のイメージをくつがえす武器がそろっていました。
「まずそう」という声もありますが、その多くは「工業都市だから」という先入観や、建物の貯水槽など蛇口までの環境が原因でした。
だから多くの一人暮らしは、水道水そのままか、月数百円の浄水ポットで十分です。
- ①水道水そのまま … 0円・まずはコップ1杯試すのがおすすめ
- ②冷やす … 0円・においを感じにくくしたい人に(その日のうちに飲みきる)
- ③浄水ポット … 月数百円・手間なくおいしくしたい人に
- ④浄水型ウォーターサーバー … コスパは要検討・冷水も温水も毎日使う人に
最後に、川崎ならではのおもしろい話をひとつ。
川崎の飲み水をつくる長沢浄水場には、「水とかがやく未来館」という見学施設があり、完全予約制で浄水場の中を見学できます。
*川崎市上下水道局「水とかがやく未来館」から抜粋(2026年7月20日確認)
自分の家の蛇口の水が、どこから来てどう届くのかを知ると、毎日の1杯がちょっと違って見えるはずです。
まずは今日、蛇口の水をコップ1杯そのまま飲んでみてください。
「川崎の水って、こういう水だったんだ」と、ちょっと発見があるはずです。
川崎の水は、工業都市をつくった歴史のある水なんだ。まずは水道水か浄水ポットで様子を見て、それでも冷水も温水も毎日たっぷり使いたくなったら、サーバーのコスパだけ確認してみてね!
浄水型ウォーターサーバーが自分に必要か・不要かを、料金を実費で比較して判断したい人は、次の記事をどうぞ。